過去の放送

Vol.63 一般公開

若手議員が見た安保法制論議の現場

2015.07.31 46分

7月31日金曜夜10時、第63回のゲストは、自民党衆議院議員の武藤貴也さんです。
安保法制に関して、国民への説明が不足しているという批判があります。
武藤議員はそれについて、国民の理解が深まるのはもちろん良いことだが、「本来政府による国民への説明とは、代議制民主主義では国会への説明を指す。国会議員一人一人が国民の代表だからだ。従って国会審議こそ国民との意見交換のはずだ」とし、それをなぜ誰も指摘しないのか、と疑問を投げかけます。
また、「政治家は憲法解釈論争に明け暮れるべきでは無い」とも主張。
「この安保法制の問題は政策の問題でもある。極東アジアの緊張が高まる中で、日本の安全をどの様に確保していくかという政策論争である。本旨は法学論争では無い」。
「国会がすべきは、諸説ある中で国民を守るために必要な憲法解釈を定め、それに基づいて政策を決定していくことだと思う。憲法解釈論争に明け暮れ、国民の命や領土が奪われていては、政治家として国民への義務と責任を果たしているとは言えない」。
自民党、国会の現場はどのようなものだったのか、内側からの安保法制論議について、お伺いします。

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武藤貴也

武藤貴也
自民党・衆議院議員

1979年、北海道釧路市生まれ。東京外国語大学卒業、京都大学大学院修了(専門は外交・安全保障・国際法)。09年「全国公募」で自民党滋賀県第四選挙区支部長に選ばれ、12年第46回衆議院議員総選挙で初当選。外務委員会、安全保障委員会、憲法調査会、政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会所属。自民党外交部会副部会長、国防部会副部会長、組織運動本部団体総局安全保障関係団体委員会副委員長、青年局次長。麻生派(為公会)。近江八幡市在住。

※ プロフィールは放送日2015.07.31時点の情報です

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