過去の放送

Vol.80 一般公開

アジアが賞賛する日本とあの戦争

2015.11.27 46分

11月27日金曜夜10時、第80回のゲストは、ジャーナリストの井上和彦さんです。
井上さんの著書『日本が戦ってくれて感謝しています』は10万部を超えるベストセラーとなり、戦後70年の今年、2015年には第2弾も発売されました。
アジア各国は、なぜ日本とあの戦争を賞賛しているのか。
たとえば、ラダ・ビノード・パール極東国際軍事裁判判事は次のように述べています。
「同じ有色人種である日本が、北方の強大なる白人帝国主義ロシヤと戦ってついに勝利を得たという報道は、われわれの心をゆさぶった。(中略)私はインドの独立について思いをいたすようになった」
また、S・S・ヤダヴ全インドINA(インド国民軍)事務局長は、こう述べています。
「インドの独立には国民軍の国への忠誠心が大きな影響を与えました。しかし我々国民軍を助けてくれたのは日本軍でした。インパールの戦争で6万の日本兵士が我々のために犠牲となってくれたのです。我々インド人は子々孫々までこの日本軍の献身的行為を決して忘れてはいけないし、感謝しなければならないのです」
そして、シンガポールには、そのINAの記念碑が「取り壊されたという記念碑」がわざわざ残され、今も建っています。
なぜ日本は、中国・韓国の声しか聞かないのか。アジアは中国・韓国だけではないと井上さんは言います。インド、マレーシア、フィリピン、パラオ、台湾、インドネシア、シンガポール……井上さんが現地に赴いて確認したアジア各国から日本への感謝の声を紹介頂きながら、あの戦争について伺います。

Edgeブラウザではスキップ機能を利用できない場合がございます。Chrome/Firefox/Safariブラウザではスキップが可能です。

プロバイダや使用場所によっては再生が途切れる場合がございます。動画が停止した場合、ブラウザの更新ボタンを押してください。

井上和彦

井上和彦
ジャーナリスト

1963年(昭和38)、滋賀県生まれ。滋賀県立膳所高校卒業、法政大学社会学部卒業。専門は、軍事・安全保障・外交問題・近現代史。歯に衣着せぬ発言で難解な軍事問題などを分かりやすく解説することから“軍事漫談家”の異名を持ち、多数のテレビ番組に出演。「日本文化チャンネル桜」の自衛隊・安全保障番組キャスター、航空自衛隊幹部学校講師、東北大学大学院非常勤講師、国家基本問題研究所客員研究員、商社シンクタンク部門の主席アナリストも務める。 著書に、『日本が戦ってくれて感謝しています アジアが賞賛する日本とあの戦争』『日本が戦ってくれて感謝しています2 あの戦争で日本人が尊敬された理由』(共に産経新聞出版)、『国防の真実 こんなに強い自衛隊』(双葉社)他多数。

※ プロフィールは放送日2015.11.27時点の情報です

言論テレビ 会員募集中!

生放送を見逃した方や、再度放送を見たい方など、続々登場する過去動画を何度でも繰り返しご覧になることができます。
詳しくはこちら

アップデート情報など掲載言論News & 更新情報

  • 異形の敵 中国

    異形の敵 中国

    2023年8月18日発売!

    1,870円(税込)

    ロシアを従え、グローバルサウスを懐柔し、アメリカの向こうを張って、日本への攻勢を強める独裁国家。狙いを定めたターゲットはありとあらゆる手段で籠絡、法の不備を突いて深く静かに侵略を進め、露見したら黒を白と言い張る謀略の実態と大きく揺らぐ中国共産党の足元を確かな取材で看破し、「不都合な真実」を剔抉する。

  • 安倍晋三が生きた日本史

    安倍晋三が生きた日本史

    2023年6月30日発売!

    990円(税込)

    「日本を取り戻す」と叫んだ人。古事記の神々や英雄、その想いを継いだ吉田松陰、橋本左内、横井小楠、井上毅、伊藤博文、山縣有朋をはじめとする無数の人々。日本史を背負い、日本を守ったリーダーたちと安倍総理の魂と意思を、渾身の筆で読み解く。

  • ハト派の嘘

    ハト派の噓

    2022年5月24日発売!

    968円(税込)

    核恫喝の最前線で9条、中立論、専守防衛、非核三原則に国家の命運を委ねる日本。侵略者を利する空論を白日の下にさらす。 【緊急出版】ウクライナ侵略、「戦後」が砕け散った「軍靴の音」はすでに隣国から聞こえている。力ずくの独裁国から日本を守るためには「内閣が一つ吹っ飛ぶ覚悟」の法整備が必要だ。言論テレビ人気シリーズ第7弾!