過去の放送

Vol.93 一般公開

『週刊文春』だけがなぜ元気なのか

2016.02.26 50分

2月26日金曜夜10時、第93回のゲストは、元『週刊現代』編集長の元木昌彦さんです。
元木さんは、1992年から1997年まで『週刊現代』編集長として、週刊誌5位に低迷していた売上を、創刊以来最大発行部数150万部、当時の週刊誌トップにまで伸ばしました。
「ヘア・ヌード」を解禁した方としても有名です。
2016年に入ってからというもの『週刊文春』はスクープを連続。
最近ではスマホをいじる人しか見かけなかった電車内で、読んでいる人を見かけるほど文春が独走しています。
元木さんは、〈日本の政治は独裁色を強め、大新聞やテレビは権力のポチに成り下がっているいま、週刊誌の役割の重要性はますます増してきていると思う〉(「元木昌彦の深読み週刊誌」)と言います。
今週も『週刊現代』×『週刊文春』、名物編集長同士の激論。
元木さんは『Web現代』創刊編集長、『オーマイニュース日本版』編集長と、オンラインマガジンの草分け的存在でもあります。
『週刊文春』の勢いの秘密について、週刊誌の今後について、ウェブメディアについて伺います。

Edgeブラウザではスキップ機能を利用できない場合がございます。Chrome/Firefox/Safariブラウザではスキップが可能です。

プロバイダや使用場所によっては再生が途切れる場合がございます。動画が停止した場合、ブラウザの更新ボタンを押してください。

元木昌彦

元木昌彦
元『週刊現代』編集長

1945年新潟県生まれ。早稲田大学商学部卒。1970年講談社入社。月刊『現代』『婦人倶楽部』『週刊現代』を経て、1990年『FRIDAY』編集長。1992年から1997年まで『週刊現代』編集長・第一編集局長、1999年オンラインマガジン『Web現代』創刊編集長。2006年講談社を退社し、2007年『オーマイニュース日本版』編集長・代表取締役を経て、現在は出版プロデューサー。『週刊現代』編集長時代には週刊誌5位に低迷していた売上を、創刊以来最大発行部数150万部、当時の週刊誌トップにまで伸ばした。最新刊に『「週刊現代」編集長戦記』(イースト新書)、著書に『週刊誌は死なず』(朝日新書)、編著に『編集者の学校』(講談社+α文庫)など。

※ プロフィールは放送日2016.02.26時点の情報です

言論テレビ 会員募集中!

生放送を見逃した方や、再度放送を見たい方など、続々登場する過去動画を何度でも繰り返しご覧になることができます。
詳しくはこちら

アップデート情報など掲載言論News & 更新情報

  • 異形の敵 中国

    異形の敵 中国

    2023年8月18日発売!

    1,870円(税込)

    ロシアを従え、グローバルサウスを懐柔し、アメリカの向こうを張って、日本への攻勢を強める独裁国家。狙いを定めたターゲットはありとあらゆる手段で籠絡、法の不備を突いて深く静かに侵略を進め、露見したら黒を白と言い張る謀略の実態と大きく揺らぐ中国共産党の足元を確かな取材で看破し、「不都合な真実」を剔抉する。

  • 安倍晋三が生きた日本史

    安倍晋三が生きた日本史

    2023年6月30日発売!

    990円(税込)

    「日本を取り戻す」と叫んだ人。古事記の神々や英雄、その想いを継いだ吉田松陰、橋本左内、横井小楠、井上毅、伊藤博文、山縣有朋をはじめとする無数の人々。日本史を背負い、日本を守ったリーダーたちと安倍総理の魂と意思を、渾身の筆で読み解く。

  • ハト派の嘘

    ハト派の噓

    2022年5月24日発売!

    968円(税込)

    核恫喝の最前線で9条、中立論、専守防衛、非核三原則に国家の命運を委ねる日本。侵略者を利する空論を白日の下にさらす。 【緊急出版】ウクライナ侵略、「戦後」が砕け散った「軍靴の音」はすでに隣国から聞こえている。力ずくの独裁国から日本を守るためには「内閣が一つ吹っ飛ぶ覚悟」の法整備が必要だ。言論テレビ人気シリーズ第7弾!