過去の放送

Vol.130 一般公開

激震!パク・クネ政権のゆくえ

2016.11.11 45分

11月11日金曜夜10時、第130回のゲストは、産経新聞元ソウル支局長の加藤達也さんです。
韓国がパク・クネ大統領をめぐる疑惑で揺れています。
パク・クネ大統領の友人、チェ・スンシル容疑者が職権乱用の共犯容疑などで逮捕されました。パク・クネ大統領は、11月4日、テレビカメラの前に立ち、国民に謝罪。
韓国ギャラップの世論調査(11月1〜3日)では、パク・クネ大統領の支持率が5%に低下し、史上最低を記録しました。
加藤さんは、コラムの記事がパク・クネ大統領の名誉を毀損したとして韓国で起訴されましたが、2015年末、ソウル中央地裁が無罪判決を下しました。
加藤さんがソウル中央地検で取り調べを受けた際、検事にしつこく聞かれたことの一つが今回、逮捕されたチェ・スンシル容疑者と、その父、チェ・テミンに関することだったということです。
〈朴氏の抱える最大の急所なのだと、間もなく気づいた〉
こう、加藤さんは産経新聞に書いています。
最大のタブーが白日の下に晒されつつある激震のパク・クネ政権。
そのゆくえを、加藤さんに伺います。

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加藤達也

加藤達也
産経新聞元ソウル支局長・現社会部編集委員

1966年、東京生まれ。91年、産経新聞社入社。浦和総局、夕刊フジ報道部を経て99年から社会部で警視庁(公安・警備部門)、拉致問題などを担当。2004年、韓国・延世大学校で語学研修。社会部、外信部を経て10年11月からソウル特派員、11年11月、ソウル支局長。 支局長当時、セウォル号事故当日の朴槿惠大統領の「空白の7時間」について、産経新聞のインターネットコラムで論評。「大統領への名誉毀損罪」として韓国で起訴されたが、2015年末、ソウル中央地裁が「無罪判決」を下した。 公権力に不都合な記事を書いた外国人特派員を刑事訴追するという暴挙に出た韓国の実態と裁判の全貌を当事者が明らかにした『なぜ私は韓国に勝てたか 朴槿惠政権との500日戦争』(産経新聞出版)は、第25回山本七平賞受賞。 14年10月から社会部編集委員。

※ プロフィールは放送日2016.11.11時点の情報です

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