山際澄夫
ジャーナリスト
1950年、山口県下関市生まれ。産経新聞政治部で首相官邸キャップ、外務省キャップなどを歴任。その後、ニューヨーク支局長、外信部次長などを経て退社、現在に至る。著書に『すべては朝日新聞から始まった「慰安婦問題」』『これでも朝日新聞を読みますか?』(ともにワック)など。
※ プロフィールは放送日2016.12.09時点の情報です
12月9日金曜夜10時、第134回のゲストは、ジャーナリストの山際澄夫さんです。
2012年末に成立した安倍政権は、この年末で4年になります。
共同通信社が11月26、27両日実施した全国電話世論調査では、安倍内閣の支持率は60・7%で、前回10月の53・9%から上昇しました。
安倍政権はなぜ高い支持率を維持できているのでしょうか。
この4年のあいだ、経済分野ではアベノミクス、TPPが掲げられ、安全保障分野では平和安全法制が成立しました。さらに米議会での演説、オバマ大統領の広島訪問なども実現し、安倍政権は日米関係、日米同盟を深化させてきました。
ただし、アメリカの次期大統領がトランプ氏に決定し、氏は「TPPは就任初日に離脱する」と宣言しています。
この4年間の日米関係は何だったのか、そして今後はどのような関係になっていくのでしょうか。
一方、安倍総理は13年12月を最後に靖国神社を参拝していないと山際さん。
また、日韓合意によって、慰安婦問題は「最終的かつ不可逆的に解決させること」で韓国と合意しましたが、約束の慰安婦像撤去どころか、慰安婦像は増えているともいいます。
12月半ばには日露首脳会談をひかえており、北方領土問題の行方は不明ですが、そのほかにも韓国との竹島問題、中国による尖閣挑発、東シナ海ガス田プラットホーム建設と、問題は山積。北朝鮮による拉致問題も進展がありません。
安倍政権の4年間はどう評価すべきなのか、山際さんに伺います。
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山際澄夫
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