過去の放送

Vol.149 一般公開

北のミサイルを防衛できるか

2017.03.24 45分

3月24日金曜夜10時、第149回のゲストは、軍事・情報戦略研究所所長の西村金一さんです。
3月17日、北朝鮮のミサイルの脅威が増す中、秋田県男鹿市で初の避難訓練が行われました。住民も参加する避難訓練は初めての試みです。
〈県、市との共催。仮想の国「X国」からミサイルが発射され、秋田県沖20キロの領海内に着弾したと想定し、海に面した男鹿市北浦地区の北陽小学校児童や住民約110人が公民館と小学校に避難した〉(産経新聞、2017年3月17日)
 一方、ティラーソン米国務長官は17日、韓国での共同記者会見で「戦略的忍耐の政策は終わった」と発言し、軍事的手段を取る可能性に言及。また、米CNNテレビは複数の米当局者の話として、北朝鮮が近く新たなミサイル発射や核実験に踏み切る可能性が高まっていると伝えました。
朝鮮半島での緊張が増しています。
果たして日本のミサイル防衛、民間防衛は機能するのでしょうか。
自衛隊で情報分析官を務めた軍事情報分析の専門家である西村さんに、北朝鮮のミサイルを日本は防衛できるのか、お伺いしていきます。

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西村金一

西村金一
情報戦略研究所所長

1952年生まれ。法政大学卒業後、第1空挺団、幹部学校指揮幕僚課程修了。防衛省・統合幕僚部・陸上自衛隊・情報本部の情報分析官を務め、第12師団第2部長、幹部学校戦略室副室長。退官後、08年、三菱総合研究所国際政策研究グループ専門研究員を務め、12年、軍事・情報戦略研究所を設立。著書に『詳解 北朝鮮の実態—金正恩体制下の軍事戦略と国家のゆくえ』(原書房)、『自衛隊はISのテロとどう戦うのか』(共著、祥伝社新書)など。

※ プロフィールは放送日2017.03.24時点の情報です

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