粟野仁雄
ジャーナリスト
1956年、兵庫県西宮市生まれ。大阪大学文学部西洋史学科卒業。ミノルタカメラを経て、1982年より共同通信記者、2001年退社。社会問題を中心に週刊誌、月刊誌に執筆中。神戸市在住。
※ プロフィールは放送日2017.03.31時点の情報です
3月31日金曜夜10時、第150回のゲストは、ジャーナリストの粟野仁雄(まさお)さんです。
理事長の国会証人喚問が行われるまでに発展した森友騒動。
連日、メディアで報道されていますが、じつは関西では少し異なる捉えられ方をしているといいます。
学校法人森友学園が4月に開校する予定だった瑞穂の國記念小學院は大阪府豊中市の国有地で建設が進められていました。
そもそもは、近畿財務局によるその国有地売却額が非公表だったことが問題の発端でした。
総理夫人と理事長夫人のメールのやり取りによれば、非公表だったのには次のような理由があるということです。
〈昭恵夫人 なぜ売却価格を非公開にしてしまったのですか。やはり怪しまれるようなことはしない方がよかったのかなあとは思います。
祈ります。
籠池氏妻 弁護士さんが秘書の方に十五分ほどしたら電車におりられますので話していただきます 主人は何度もこたえていますが伝わりません
公開しなかったのは、土壌汚染や廃棄物のある土地で開校しようとしていると、悪評をたてられたら困るのでしませんでした〉
そして、国会証人喚問では理事長が大阪府知事を名指しで批判しました。
そもそもその土地はどのような場所だったのか。
森友学園は、この騒動は、地元でどのように受け取られているのかを伺います。
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