７月28日金曜夜10時、第167回のゲストは、文藝評論家の小川榮太郞さんです。
「告発スクープ　加計学園問題の〝主犯〟は石破茂」
小川さんは７月26日発売の月刊『Ｈａｎａｄａ』（2017年９月号）に上記のような寄稿をされました。
日本獣医師会の公式な「議事録」を丹念に読み込み、獣医師会が政治家に働きかけて政権の規制緩和方針に抵抗した構図を明らかにしています。
なかでも石破茂氏は、内閣府と文科省との激しい闘争に、内閣府の所管大臣であるにもかかわらず、文科省側の立場で業界団体への口利きとして干渉した。閣議決定文書において、総理の大方針に反する文言を潜り込ませて岩盤を強化した。
これは行政を歪めたのみならず、安倍総理への背信行為ではないか、と様々な文書や証言を元に問いかけています。
現在のメディアの論議からすっぽりと抜け落ちている「業界・族議員・文科省対内閣府・官邸」という図式。その中心にいながら、倒閣運動に便乗している石破氏を小川さんは厳しく批判しています。
現在メディアが隠している「石破氏が中心の加計問題」について、詳しくお話し頂きます。

小川榮太郎
文藝評論家

昭和42年生まれ。文藝評論家。大阪大学文学部卒業、埼玉大学大学院修士課程修了。著書に『約束の日 安倍晋三試論』『国家の命運 安倍政権 奇跡のドキュメント』『『永遠の0』と日本人』『小林秀雄の後の二十一章』（以上、幻冬舎）、『最後の勝機――救国政権の下で、日本国民は何を考え、どう戦うべきか』（ＰＨＰ研究所）、『一気に読める「戦争」の昭和史――1937→1945』（KKベストセラーズ）など。

※ プロフィールは放送日2017.07.28時点の情報です