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Vol.180 一般公開

徹底検証・民進党と小池新党

2017.10.27 43分

10月27日金曜夜10時、第180回のゲストは、政治評論家の加藤清隆さんです。
衆院選後に民進党が再結集するとの臆測が絶えません。また、同党の小川敏夫参院議員会長も「立憲民主党、無所属、希望の党に行った人も含め、もう一度自民党に代わりうる政党として民進党を取り戻したい」と産経新聞の取材で述べています。
そんなことが許されるのでしょうか?
産経新聞によれば、じつは国会法に抜け道があるということです。
〈国会法109条の2は、比例代表で当選した議員が選挙で競合した政党や政治団体に移ることを原則、禁じている。選挙区当選者の政党移籍に制限はない。
 しかし、同法には抜け道がある。今回の衆院選で競合していない政党、つまり一人も候補者を擁立しなかった民進党には、どの政党からも移ることができる。両党や無所属の当選者は全員、民進党に入ることが可能なのだ〉(産経新聞、2017年10月19日)
全会一致で小池新党・希望の党に合流すると決めた民進党。
その後、「踏み絵」を踏んで小池新党に行った人、そこで造反をほのめかしている人、小池氏に「排除」されて無所属、立憲民主党の人、それぞれの選挙結果を見ながら無節操ぶりを再検証。
また、小池新党の選挙結果と小池氏の今後を展望、選挙後の政界と北朝鮮問題、憲法改正などについてお伺いします。

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加藤清隆

加藤清隆
政治評論家

加藤清隆・政治評論家1952年5月長崎市生まれ。77年早稲田大学政経学部卒、時事通信社に入社。政治部配属。福田、大平両首相番、新自由クラブ担当。80年4月山口支局。85年4月再び政治部。後藤田正晴官房長官番、橋本龍太郎幹事長番、自民党竹下派担当。外務省キャップ。94年8月ワシントン特派員。97年9月官邸キャップ。2000年政治部次長、02年政治部長、04年整理部長兼解説委員、06年1月静岡総局長を経て、10年7月解説委員長。12年には定年退職したものの、そのまま同社の特別解説委員に。14年9月、時事通信特別解説委員を辞任。

※ プロフィールは放送日2017.10.27時点の情報です

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