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Vol.286 一般公開

2閣僚辞任とポスト安倍

2019.11.08 44分

11月8日金曜夜10時、第286回のゲストは、政治評論家の加藤清隆さんです。
10月25日に菅原一秀前経済産業相が香典配布問題で、31日には河井克行前法相が、『週刊文春』の記事を受けて辞任しました。
河井氏は、参院選で初当選した妻の河井案里氏の陣営が、法定額を超える日当を運動員に支払っていた公職選挙法違反疑惑が『週刊文春』で報じられたのを受けての辞任です。
河井氏は、法務行政への影響を考慮し、「法に対する国民の信頼を損ないかねない疑義が生じたことに、責任をとる」とし、疑惑については「選挙事務所のことは、選挙対策本部にお願いして、私も妻も外に出て県民に支持を訴えていたので、実際に選挙事務所の事務のことは承知していないが、今後しっかりと調査をして説明責任を果たしていきたい」としています。
9月11日に第4次安倍再改造内閣発足してから、2閣僚が辞任したことになります。
第4次安倍再改造内閣では初入閣が13人でしたが、辞任した2閣僚も初入閣でした。
加藤さんは自身のツイッターで、次のようにつぶやいています。
〈(前略)菅官房長官が押し込んだ閣僚2人が相次いで辞任し、残りは小泉進次郎環境相。菅さんの「ポスト安倍本命説」にも黄色信号が灯った〉(10月31日)
2閣僚辞任について、そして「ポスト安倍」の今後について詳しくお伺いします。

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加藤清隆

加藤清隆
政治評論家

1952年5月長崎市生まれ。77年早稲田大学政経学部卒、時事通信社に入社。政治部配属。福田、大平両首相番、新自由クラブ担当。80年4月山口支局。85年4月再び政治部。後藤田正晴官房長官番、橋本龍太郎幹事長番、自民党竹下派担当。外務省キャップ。94年8月ワシントン特派員。97年9月官邸キャップ。2000年政治部次長、02年政治部長、04年整理部長兼解説委員、06年1月静岡総局長を経て、10年7月解説委員長。12年には定年退職したものの、そのまま同社の特別解説委員に。14年9月、時事通信特別解説委員を辞任。

※ プロフィールは放送日2019.11.08時点の情報です

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