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Vol.158 一般公開

人に会わない大統領「朴槿惠の真実」

日本に限りない反日政策を取る心理をさぐる

2015.10.30 63分

 日中韓は11月1日にソウルで3カ国首脳会談を行いました。11月2日には、注目されている日韓首脳会談が開かれます。しかし、朴槿恵大統領は慰安婦問題の解決を日本に要求する姿勢を崩しておらず、日韓関係の行方は相変らず不透明なままです。なぜ、朴槿恵大統領は限りなく反日なのか、独裁国家中国になぜ憧れにも似た親しみを表わすのか、彼女の親中感情は同盟国である米国に対する感情より勝っているのではないかと思える程です。
 呉善花さんは、韓国と朴大統領の問題を解くカギは「朱子学」だと言います。朱子学は、儒教の新しい学問体系で、南宋の朱熹によって再構築され、十三世紀に朝鮮に伝わり朝鮮王国の国家の統治理念になりました。「排他性」や「序列意識」が強いと言われます。呉善花さんは「韓国では正義は一つ、一番偉い人が作った考え方が善となります。韓国で出来た歴史が正しく、様々な歴史があることを韓国人は理解できない」と述べると、櫻井キャスターは「中国が一番偉く、朝鮮半島、さらに日本という序列にはめ込んで、日本は韓国よりも下という見方をしている訳ですね」と指摘しました。さらに、呉善花さんは「朴大統領も同じで、日本人が酷いことをしたと日本人に教えて説得し、日本人の考え方を変えることが、韓国大統領の任務だと考えています」と日本人からすると唖然とする見方を披露しました。この見方が象徴するように、「朴槿恵の真実」の著者から朴大統領が限りなく反日である理由が、次々と解き明かされていきます。

≪動画インデックス≫
 1.韓国の若者が親北朝鮮になる理由
 2.金正日が韓国民の心をつかんだ瞬間
 3.朴槿惠が母の“仇”と握手する心情
 4.朴大統領が限りない反日に向かう心理
 5.北の美女軍団も韓国民の心をつかんだ
 6.誰でも知っている朴大統領のあの“噂”
 7.加藤前支局長裁判は名誉棄損裁判ではなく反産経=反安倍の現われ
 8.韓国では政治が司法に介入する
 9.反日であれば韓国位社会で評価される
10.朴槿惠が日本を嫌い中国に憧れた日
11.朴大統領の性格は「強きに従い、弱きを見下す」
12.米韓首脳会談でオバマ・朴双方が発表する内容が合わない
13.朴大統領は孤独な原則・原理主義者
14.韓国では朱子学の影響が強く、強いものには従順
15.日本は反日韓国とどのように付き合っていくのか

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呉 善花

呉 善花
拓殖大学国際学部教授

1956年韓国済州島生まれ。大東文化大学卒業(英語学)、東京外語大学大学院地域研究科修士課程修了(北米地域研究)。1994年から執筆活動を開始し、『攘夷の韓国 開国の日本』で第7回山本七平賞受賞、国際グローバル・コミュニケーション・センター主任研究員、1991年に日本に帰化し、現在は拓殖大学国際開発学部教授。著作に『スカートの風(チマパラム)―日本永住をめざす韓国の女たち』、『「日帝」だけで歴史は語れない』、『韓国倫理崩壊1998-2008―社会を蝕む集団利己主義の実像』、『虚言と虚飾の国・韓国』、『日本復興の鍵 受け身力』、『なぜ世界の人々は「日本の心」に惹かれるのか』など多数。 

※ プロフィールは放送日2015.10.30時点の情報です

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