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「五島列島と尖閣までの2角を取れば、東シナ海は中国の海となる」
尖閣から五島列島、沖縄そして日本海にも広がる中国の威嚇

 危機に陥っているのは尖閣諸島だけではありません。昨年1年間で中国漁船268隻が九州北西部の国境の島、長崎県五島列島福江島の玉之浦湾に押し寄せました。櫻井キャスターと海洋防衛の専門家山田吉彦東海大海洋学部教授は、4月28日に五島列島に飛び現地取材を行いました。対談の冒頭で山田教授は、中国漁船は台風避難ではなく“別の意図”で五島列島に接近していると語りました。別の意図とは「五島列島と尖閣までの2つの角を取ってしまえば、東シナ海は中国の海となっていく」と山田教授は分析しました。櫻井キャスターも「両端をとれば沖縄もすぐ飲み込める」と応じました。

 5/8日付の人民日報は「沖縄についても再び議論する時期にきている」と主張する論文を掲載しました。中国から帰国したばかりの山田教授に櫻井キャスターは「どのくらい本気か」と訊ねました。山田教授は「第1列島線という鄧小平時代からの考え方に従って動いている訳ですから、沖縄を取るのは本気です」と答えました。さらに山田教授は「動き出した以上、沖縄の少数意見グループだと放っておくと中国の支援、それも経済的な支援という流れを作られると厄介になる」と警告しました。

 櫻井キャスターは「中国が五島列島だけでなく、日本海にも進出している」と指摘すると、山田教授は「北朝鮮沖のイカ漁はほとんど中国」で「日本海戦略が始まっている」と述べました。櫻井キャスターは「尖閣一点を守っているうちに、離島が買われ本土に近いところまで中国が目配りをしながら攻めてきている」と語りました。では、いったい海洋国家日本はどのような戦略でこの危機を乗り越えていけばよいのか山田教授と櫻井キャスターが熱い議論を展開しました。

≪動画インデックス≫
1.中国漁船が押し寄せた五島列島・玉之浦「櫻井よしこ現地報告」
2.大型中国漁船に海上保安庁の小巡視船2隻に警官1人
3.同型で同色、新型で大型の中国漁船の正体
4.五島列島と尖閣を取れば沖縄は飲み込める
5.沖縄は中国の領土である論文の実態
6.沖縄問題で日本に圧力をかける3段階提案とは
7.海上保安庁と海自自衛隊の連携とは
8.中国の圧倒的な軍事力を削いでいく戦略
9.尖閣から五島列島、沖縄そして日本海にも広がる中国の威嚇


ゲスト

山田 吉彦
山田 吉彦 (やまだ よしひこ) 
東海大海洋学部教授
1962年生まれ。埼玉大学経済科学研究科博士課程修了。現在、東海大学海洋学部教授。専門は海洋政策、海洋安全保障、現代海賊問題、国境問題、離島問題 。著書に『驚いた!知らなかった日本国境の新事実』、『日本国境戦争』、『日本の海をめぐる攻防』、『海賊の掟』『尖閣激突』(共著)など多数。

※ プロフィールは放送日2013.05.17時点の情報です



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