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Vol.34 一般公開

「韓国良識派は北朝鮮だけでなく、“従北勢力”が牛耳るメディアとも闘う」
反日は感情か?日韓分断を狙い戦略的に工作されたイデオロギーか?

2013.06.14 48分

 洪熒氏との対談は、韓国の目に余る「反日親中」姿勢が続く最中に行われました。5・20付韓国の中央日報紙の論説委員が広島・長崎への原爆投下を「神の懲罰であり人間の復讐だ」と言語道断の論評をしました。米国を訪れた朴槿恵大統領は日本を名指しにして批判しました。その朴大統領は外交でも、日本の特使が韓国を訪問すれば、その後に日本に特使を送るのが礼儀ですが、特使を日本より先に中国に送りました。韓国大統領の米国訪問の次は日本を訪問するのがこれまでの慣例でしたが、6月末に中国を先に訪問するなど「反日親中」ぶりが目立ちます。

 櫻井キャスターの狙いは、韓国内の良識派はどのように「反日親中」を捉えているのかということを、韓国や日本のメディアを通した情報ではなく、洪熒氏に直接語ってもらうことでした。
洪熒氏は淡々とした語り口で、「親北」を超えて「従北」と呼ばれる北朝鮮に盲従する勢力が韓国の政界、言論界、新聞やテレビなどを占領していると断じました。そして、激しい反日は湧きでる感情ではなく、それは北朝鮮に工作されたイデオロギーだと語りました。

 私たちが得る韓国情報は、驚くべき変貌を得意とする韓国メディアや日本のメディアを通したものですが、韓国の保守良識派からはなかなか伝わってきません。韓国の良識派が見た現代史分析を、櫻井キャスターの解り易い解説と共にご覧ください。

≪動画インデックス≫
1. 洪熒氏の韓国言論界での位置は?
2. 韓国教科書は反日教育もするが、韓国への反感も植え付けている
3. 韓国はいまだ63年目の戦争をしている戦争国家だ!
4. 朴槿恵大統領は優れた大統領だった父親の伝記も読んでいない
5. 朴槿恵大統領の当選は“次善”の選択ではなく“次悪”の選択にすぎない
6. メディアが伝える「反日」と伝わらない韓国内部の良識
7. 反日は感情か?日韓分断を狙い戦略的に工作されたイデオロギーか?
8. 韓国良識派は北朝鮮だけでなく、“従北勢力”が牛耳るメディアとも激しく闘う
9. より良い選択は、北朝鮮やその裏にいる中国に屈服しないことだ!
10. 日本と韓国は、政経分離をして双方の利益になる交流も必要

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洪熒

洪熒
元駐日韓国大使館公使・桜美林大学客員教授

1948年生まれ。ソウル出身。陸軍士官学校卒業。歩兵将校として野戦部隊の小隊長などを経て国防部勤務。外務部へ転職後、駐日韓国大使館で参事官と公使を務める。退官後、早稲田大学客員研究員を経て、現在、桜美林大学客員教授、統一日報顧問。訳書に『蜃気楼か?中国経済』など。

※ プロフィールは放送日2013.06.14時点の情報です

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