過去の放送

Vol.219 一般公開

2018年に憲法改正と譲位が重なる

総理になれる条件は「見た目程アホじゃない」

2016.12.30 60分

 小晦日の夜、いつもは黒シャツにネクタイの産経新聞の石橋文登政治部長はタートルネック姿で登場しましたが、セーターの色はやはり黒できめていました。石橋政治部長が得意とするのは政局の分析です。櫻井キャスターが「2017年に安倍政権はどういうことをする年になるのか」と問いますと、石橋部長は「2018年が最も大きな年になる。この年に天皇の譲位の話もあり、憲法改正を含めて前段の整備をするのが2017年とすれば、この年に衆院選を打ちたい。しかし、夏に東京都議選があり、衆院選は秋以降になる。ここで橋下維新が野党の一翼を担えば、野党はさらにバラバラに崩れて自民党は勝利する」と一気に予測しました。
 対談の後半は抱腹絶倒の連続でした。石橋部長は「総理になれる3条件とは、先ず『セコさ』、二番目に『執念深さ、恨みを忘れないこと』、三番目が一番大事で『見た目ほどアホじゃないこと』です。賢そうな奴って一杯います。見た目が賢くてアホって、これ政治家に結構いる。見た目がアホなのに賢いっていうのは、相手に恐怖心を与える。森喜朗さんなんか、この3条件にぴったり。小渕さんもそうです。全然、条件を満たしていないのが麻生さん。全く細かくない、執念深くない、見た目はご覧のとおりです」と真面目に語りました。これにはさすがの櫻井キャスターも笑い転げました。百聞は一見にしかず、どうぞ動画をご覧いただきたいと思います。

≪動画インデックス≫
 1.安倍首相「自分の代で過去をあげつらう歴史問題にはピリオド」
 2.「リメンバー・パールハーバー」が日米和解の合言葉になった
 3.政権側から仕掛けた2島返還期待値が高すぎたので、国民にはがっかり感が残った
 4.安倍首相の印象はトランプ氏は聞き上手だった
 5.安倍首相が「朝日新聞に勝った」、トランプ氏は「NYタイムズ」に勝ったと応じた
 6.安倍首相がヒラリー、朴槿恵など女性リーダーから評価される秘訣
 7.2017年最大の問題は天皇譲位問題
 8.歴代天皇にとって「譲位」が最大の政治カード
 9.6月の都議会選挙で橋下維新が10議席取れば国政への足場ができる
10.憲法改正のチャンスは平成30年~31年春まで
11.安倍晋三は執念深く、恨みは絶対に忘れない
12.憲法改正の最大の焦点は公明党がどこまで歩み寄れるか
13.抱腹絶倒!石橋流の「総理になれる3条件」とは何だ
14.2017年は憲法改正をできる舞台を整えられるかが勝負

Edgeブラウザではスキップ機能を利用できない場合がございます。Chrome/Firefox/Safariブラウザではスキップが可能です。

プロバイダや使用場所によっては再生が途切れる場合がございます。動画が停止した場合、ブラウザの更新ボタンを押してください。

石橋 文登

石橋 文登
産経新聞政治部長

※ プロフィールは放送日2016.12.30時点の情報です

言論テレビ 会員募集中!

生放送を見逃した方や、再度放送を見たい方など、続々登場する過去動画を何度でも繰り返しご覧になることができます。
詳しくはこちら
Instagramはじめました フォローはこちらから

アップデート情報など掲載言論News & 更新情報

週刊誌や月刊誌に執筆したコラムを掲載闘うコラム大全集

  • 異形の敵 中国

    異形の敵 中国

    2023年8月18日発売!

    1,870円(税込)

    ロシアを従え、グローバルサウスを懐柔し、アメリカの向こうを張って、日本への攻勢を強める独裁国家。狙いを定めたターゲットはありとあらゆる手段で籠絡、法の不備を突いて深く静かに侵略を進め、露見したら黒を白と言い張る謀略の実態と大きく揺らぐ中国共産党の足元を確かな取材で看破し、「不都合な真実」を剔抉する。

  • 安倍晋三が生きた日本史

    安倍晋三が生きた日本史

    2023年6月30日発売!

    990円(税込)

    「日本を取り戻す」と叫んだ人。古事記の神々や英雄、その想いを継いだ吉田松陰、橋本左内、横井小楠、井上毅、伊藤博文、山縣有朋をはじめとする無数の人々。日本史を背負い、日本を守ったリーダーたちと安倍総理の魂と意思を、渾身の筆で読み解く。

  • ハト派の嘘

    ハト派の噓

    2022年5月24日発売!

    968円(税込)

    核恫喝の最前線で9条、中立論、専守防衛、非核三原則に国家の命運を委ねる日本。侵略者を利する空論を白日の下にさらす。 【緊急出版】ウクライナ侵略、「戦後」が砕け散った「軍靴の音」はすでに隣国から聞こえている。力ずくの独裁国から日本を守るためには「内閣が一つ吹っ飛ぶ覚悟」の法整備が必要だ。言論テレビ人気シリーズ第7弾!