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偉大な米国か、絶対的衰退の始まりか
実利があればロシアでも中国でも結ぶ可能性

 世界最強の国が孤立主義に走れば世界は大混乱します。そのような事態がトランプ大統領の下で起きています。トランプ大統領は次々と大統領令に署名し、イスラム教徒が多数を占める7カ国から渡航などを制限、メキシコ国境に「壁」の建設、TPPの永久離脱など一方的に発表し、世界中が不安感につつまれています。
 外交評論家の田久保忠衛氏との対談は、「戦う修道士」マティス国防長官が初来日する夜に行われました。櫻井キャスターは、日米の安全保障について「トランプ大統領は日本が自立すべきだと言っており、これまで日米は『負担』を分かち合っていたが、これからは『責任』を分かち合う時代に入る」と述べると、田久保氏は「日本も独立国家にならなければならない。日本を守る自衛隊の自の字も憲法には出てこない。トランプは米国が危なくなっても、日本人はソニーのテレビを見ているのか、もっと対等に努力をしろと言っている」と応じました。
 対談の最後に櫻井キャスターが、「トランプ大統領の外交、安全保障、経済政策も含めて一貫した論理がない。実利さえ手にできればロシアでも、中国でもこれまでと局面を変える可能性がある。尊敬が出来なくなった米国はどうなるのか」と尋ねました。田久保氏は「人々が物質的に満足すればよいという奇妙な国になってしまう。保護主義で栄えた国はありません。(中略)自国第一主義や保護主義をやっていると自然に孤立する。指導力はオバマ、トランプでドーンと落ち、保護主義でGDPが減少し、米国は相対的でなくて『絶対的衰退』をするのではないか」と厳しい表情で指摘しました。この他、対談で語られた論点は以下の通りです。

≪対談で語られた論点≫
 1.トランプ大統領就任二週間で見えてきたものは?
 2.「団結」を強調しながら「敵」を作った就任演説
 3.メディアが使った最多のトランプ形容詞は「衝動的」
 4.トランプ大統領と国務、国防長官との奇妙な関係
 5.日米が分け合うのは「負担」ではなく「責任」になった
 6.安倍首相は自由主義の価値観を守る「TPPの灯火」を掲げて走れ!
 7.トランプ政権の対中国強硬派はTPP復活を主張すべきだ
 8.トランプ大統領の「米国第一主義」は白人労働者のためだ
 9.トランプ大統領の中国密使はあのキッシンジャー
10.トランプは実利があればロシア、中国とも手を結ぶ可能性
11.トランプの米国は「絶対的衰退」に向かう

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ゲスト

田久保忠衛
田久保忠衛 (たくぼ ただえ) 
外交評論家,国家基本問題研究所副理事長
1933年千葉県生まれ。早稲田大学法学部卒、時事通信社外信部長、編集局次長を経て、杏林大学社会科学部教授。アメリカ外交、国際関係論が専門、1996年第12回正論大賞受賞。現在、公益財団法人「国家基本問題研究所」副理事長、杏林大学名誉教授。著書に『ニクソンと対中国外交』、『激動する国際情勢と日本』、『新しい日米同盟―親米ナショナリズムへの戦略』、『早わかり・日本の領土問題-諸外国と何をモメているのか』など多数。

※ プロフィールは放送日2017.02.03時点の情報です



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