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Vol.43 一般公開

「李時代が入れて、朴大統領が入国拒否なら、今の政権は盧政権と同じだ」
韓国が入国拒否!呉善花が語る祖国への怒りと悲しみ

2013.08.16 54分

 韓国の「反日」は、常軌を逸しているようです。韓国出身で拓殖大学教授呉善花さん(現在日本国籍)が、7・27仁川国際空港で入国を拒否されました。これまで評論家として鋭い韓国批評を執筆してきた呉善花さんに対し、法治国家であるはずの韓国が「言論の自由」も投げ捨てて、入国拒否という暴挙に出たことになります。

 櫻井キャスターは、呉善花さんの韓国入りの目的は何だったのか、入国拒否の理由は何か、渡された2枚のA4紙は何だったのかなどその時の状況をつぶさに質問をしました。呉善花さんは、入国拒否の顛末や祖国への怒り、そして悲しみ、特に韓国政府が理由を示さず入国拒否をしたことに、韓国メディアが何の批判もしなかったことに「民主主義でありながらマスコミ自体が言論を封殺している。今更ながら本当に信じられない」と強い怒りを語りました。

 呉善花さんは対談で「盧武鉉(ノム・ヒョン)時代は強烈な反日政策と親北朝鮮政策を取ったため、私の発言、評論活動は親日的だと言って入国を止められた。李明博時代には入れて、朴槿惠大統領が入国拒否なら、今の政権は盧武鉉政権と同じことになる」と指摘しました。櫻井キャスターも「盧武鉉政権の時の青瓦台スタッフは、実はそのまま朴政権によって引き継がれている。朴大統領の外交、安全保障政策は盧武鉉時代の親中、親北、反米、反日、反祖国の枠内に入る」と現在の朴大統領の政策源流は、盧武鉉政権と同じ流れにあると応じました。

≪対談インデックス≫
1. 呉善花さん入国拒否の全ての顛末
2. 韓国入管から渡された2枚のA4紙とは
3. 「李時代が入れて、朴大統領が入国拒否なら、今の政権は盧政権と同じだ」
4. 韓国マスコミが先頭に立って言論を封殺している
5. 父、朴正煕元大統領の反日教育で朴槿惠大統領の歴史認識が影響を受けた?
6. 何回も侵略を受けたにもかかわらず韓国はなぜ親中なのか
7. 竹島不法上陸などなぜ韓国野党議員はパフォーマンスを行うのか?
8. 父、朴正煕を娘、朴槿惠が否定する理由
9. 米国韓国社会が持ち出す慰安婦問題の真意
10.話し合えばわかるという日本人の感覚では韓国人とは付き合えない
11.韓国人の歴史認識は絶対的な権威によるたったひとつで、多様性などない

注)朱子学 中国・宋の儒学者、朱熹(1130-1200)の儒教学説。朱熹は朱子とも呼ばれたため朱子学とも言う。階級制社会を維持する便利な思想であったため中国、朝鮮、江戸幕府などに重宝された。韓国人のルーツは儒教朱子学と言われる。学者よっては、身内が絶対優先し、その逆でよそ者に対する蔑視、差別意識が強く、歪んだ優越感も生んだと指摘する。

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呉 善花

呉 善花
拓殖大学国際学部教授

1956年韓国済州島生まれ。大東文化大学卒業(英語学)、東京外語大学大学院地域研究科修士課程修了(北米地域研究)。1994年から執筆活動を開始し、『攘夷の韓国 開国の日本』で第7回山本七平賞受賞、国際グローバル・コミュニケーション・センター主任研究員、1991年に日本に帰化し、現在は拓殖大学国際開発学部教授。著作に『スカートの風(チマパラム)―日本永住をめざす韓国の女たち』、『「日帝」だけで歴史は語れない』、『韓国倫理崩壊1998-2008―社会を蝕む集団利己主義の実像』、『虚言と虚飾の国・韓国』、『日本復興の鍵 受け身力』、『なぜ世界の人々は「日本の心」に惹かれるのか』など多数。 

※ プロフィールは放送日2013.08.16時点の情報です

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