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Vol.258 一般公開

解散大義は迫る北朝鮮攻撃と憲法改正

民進党は軟弱で卑怯、希望の党は混乱だらけ

2017.09.29 63分

 解散総選挙が始まりました。安倍首相は、回復する支持率をバックに勝利に向けて解散に踏み切ったものの、公示前に大きなドラマが待ち受けていました。解散に大義がない、政治空白が生まれると批判した民進党が、大義のカケラもなく政策、主張を投げ捨て、議席目当ての目的だけで希望の党に身売りをしました。
 対談はこのタイミングで行われ、まず櫻井キャスターが「前原代表がお金と議員に連合という組織までつけて、これ使ってくださいと小池代表に言いに行った。前原代表のだらしなさ、希望の党と言っても中身は民進党だ」と“大義なき解党+合流”を厳しい口調で批判しました。百田尚樹氏は「民進党議員が沢山増えると、希望の党の代表選挙で小池さんを選ばず、自分たちの仲間を代表に選ぶ可能性が出てくる。彼らは小池さんに心酔して訳でもなく、軟弱で、卑怯者だから、平気で裏切り何をやるかわかりません」と選挙後の希望の党の混乱を予想しました。
 北朝鮮危機の時期について櫻井キャスターは「トランプ大統領が11月上旬に日本を訪問するが、それ以降は何があってもおかしくない。アメリカは北朝鮮を攻撃する、その時期は遠くありません。まず拉致被害者は助けなければならない、自衛隊が助けなくて誰が助けるのか。北朝鮮、韓国からの大量の難民が流れ出る。北朝鮮危機と憲法改正を考えれば、10月選挙がたったひとつの判断だと思う」と解散の真意を語りました。百田氏は「私は安倍首相に憲法改正を問う選挙だと明言してもらいたかった。消費税などではなく、この選挙に日本人と日本の安全保障がかかった選挙だと言って欲しかった。メディアを恐れる必要はない」と熱く語りました。

≪対談で語られた論点≫
 1.解散総選挙の大義は北朝鮮攻撃と憲法改正
 2.前原代表が「資金・議員・組織」を小池代表に差し出す
 3.【速報】言論さくら組杉田水脈さんが自民党から出馬!
 4.数の多い旧民進党議員が、小池代表を追い出す日
 5.小池さんが都知事の椅子を放り投げた時、世間がどう見るか?
 6.定見なく“風”に乗るだけのワイドショーが「小池劇場」を増殖させる
 7.一生一度の大チャンス!小池さんは衆院選に出馬する
 8.なぜか突然「原発ゼロ」、小池政策は抽象論ばかり

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百田尚樹

百田尚樹
作家

1956年大阪生まれ。同志社大学を中退。放送作家として人気番組「探偵!ナイトスクープ」など多数担当。2006年特攻隊の零戦乗りを描いた『永遠の0』で作家デビューし、2013年出光興産の創始者出光佐三をモデルに世界のメジャーに対抗した男を描いた「海賊と呼ばれた男」が本屋大賞を受賞した。『永遠の0』は文庫本が370万部を突破、映画『永遠の0』が観客動員数700万人と大ヒットした。最近の著書に『フォルトゥナの瞳』『鋼のメンタル』『カエルの楽園』『幻庵』『戦争と平和』などがある。

※ プロフィールは放送日2017.09.29時点の情報です

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