≪櫻井よしこの対談後記≫
7月13日の言論テレビは有本香さんをお招きしました。小池百合子都知事のその後について、存分に語ってもらいました。いよいよ明らかになったのは、2020年の東京オリンピックの準備が大幅に遅れていることです。もはや都知事1人の手には負えず、政府自民党が乗り出すしかない所に来ています。築地市場の豊洲への移転も10月11日と決められていますが、上手くいくかどうか定かではありません。東京五輪も豊洲への移転も小池さん1人の思い込みと都合で大混乱を来しています。有本さんが1つ、1つ詳しく説明しています。
小池さんのカイロ大学を首席で卒業という経歴も、事実ではないことが明らかになっています。にもかかわらず、小池さんへの支持率が微増していることは驚きです。なぜこうなるのか、大いに語った有本さんのお話を聞いて下さい。
それにしても、東京都だけでなく、世界各地で民主主義という政治体制に疑問を抱くようなことが起きていますね。それでも私たちには民主主義しかありません。みんなで考えなくてはならない問題だと思います。
≪対談で語られた論点≫
1.時差ビズでは東京五輪の混雑は緩和しない
2.小池都政で東京五輪は本当にできるのか
3.小池失政の責任の半分はメディアだ
4.小池都知事が自民党に食指を動かした理由
5.側近特別顧問団は何の責任も取らなかった
6.築地の売却話はどこかに消えてしまった
7.汚染浄化追加工事をしても数値が下がらず
8.小池都知事は共産党工作を2度利用した
9.10月移転に江東区が難色を示し始めた
10.東京都と江東区の「三つの約束」
11.小池都政の2年間を総括する
12.小池都知事はカイロ大学を卒業できたのか
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有本 香
ジャーナリスト
1962年生まれ。東京外国語大学卒業。旅行雑誌編集長、上場企業の広報担当を経験したのち独立。現在は編集・企画会社を経営するかたわら、世界中を取材し、チベット・ウイグル問題、日中関係、日本の国内政治をテーマに執筆。著書に、『リベラルの中国認識が日本を滅ぼす 日中関係とプロパガンダ』(石平氏との共著、産経新聞出版)、『中国はチベットからパンダを盗んだ』(講談社+α新書)、『はじめての支那論 中華思想の正体と日本の覚悟』(共著、幻冬舎新書)、『「小池劇場」が日本を滅ぼす』 (幻冬舎)など。
※ プロフィールは放送日2018.07.13時点の情報です