過去の放送

Vol.299 一般公開

小池都知事で東京五輪はできるのか?

虚飾と壮大なる無駄遣いで小池都政が大渋滞

2018.07.13 60分

≪櫻井よしこの対談後記≫
 7月13日の言論テレビは有本香さんをお招きしました。小池百合子都知事のその後について、存分に語ってもらいました。いよいよ明らかになったのは、2020年の東京オリンピックの準備が大幅に遅れていることです。もはや都知事1人の手には負えず、政府自民党が乗り出すしかない所に来ています。築地市場の豊洲への移転も10月11日と決められていますが、上手くいくかどうか定かではありません。東京五輪も豊洲への移転も小池さん1人の思い込みと都合で大混乱を来しています。有本さんが1つ、1つ詳しく説明しています。
 小池さんのカイロ大学を首席で卒業という経歴も、事実ではないことが明らかになっています。にもかかわらず、小池さんへの支持率が微増していることは驚きです。なぜこうなるのか、大いに語った有本さんのお話を聞いて下さい。
 それにしても、東京都だけでなく、世界各地で民主主義という政治体制に疑問を抱くようなことが起きていますね。それでも私たちには民主主義しかありません。みんなで考えなくてはならない問題だと思います。

≪対談で語られた論点≫
 1.時差ビズでは東京五輪の混雑は緩和しない
 2.小池都政で東京五輪は本当にできるのか
 3.小池失政の責任の半分はメディアだ
 4.小池都知事が自民党に食指を動かした理由
 5.側近特別顧問団は何の責任も取らなかった
 6.築地の売却話はどこかに消えてしまった
 7.汚染浄化追加工事をしても数値が下がらず
 8.小池都知事は共産党工作を2度利用した
 9.10月移転に江東区が難色を示し始めた
10.東京都と江東区の「三つの約束」
11.小池都政の2年間を総括する
12.小池都知事はカイロ大学を卒業できたのか

Edgeブラウザではスキップ機能を利用できない場合がございます。Chrome/Firefox/Safariブラウザではスキップが可能です。

プロバイダや使用場所によっては再生が途切れる場合がございます。動画が停止した場合、ブラウザの更新ボタンを押してください。

有本 香

有本 香
ジャーナリスト

1962年生まれ。東京外国語大学卒業。旅行雑誌編集長、上場企業の広報担当を経験したのち独立。現在は編集・企画会社を経営するかたわら、世界中を取材し、チベット・ウイグル問題、日中関係、日本の国内政治をテーマに執筆。著書に、『リベラルの中国認識が日本を滅ぼす 日中関係とプロパガンダ』(石平氏との共著、産経新聞出版)、『中国はチベットからパンダを盗んだ』(講談社+α新書)、『はじめての支那論 中華思想の正体と日本の覚悟』(共著、幻冬舎新書)、『「小池劇場」が日本を滅ぼす』 (幻冬舎)など。

※ プロフィールは放送日2018.07.13時点の情報です

言論テレビ 会員募集中!

生放送を見逃した方や、再度放送を見たい方など、続々登場する過去動画を何度でも繰り返しご覧になることができます。
詳しくはこちら
Instagramはじめました フォローはこちらから

アップデート情報など掲載言論News & 更新情報

週刊誌や月刊誌に執筆したコラムを掲載闘うコラム大全集

  • 異形の敵 中国

    異形の敵 中国

    2023年8月18日発売!

    1,870円(税込)

    ロシアを従え、グローバルサウスを懐柔し、アメリカの向こうを張って、日本への攻勢を強める独裁国家。狙いを定めたターゲットはありとあらゆる手段で籠絡、法の不備を突いて深く静かに侵略を進め、露見したら黒を白と言い張る謀略の実態と大きく揺らぐ中国共産党の足元を確かな取材で看破し、「不都合な真実」を剔抉する。

  • 安倍晋三が生きた日本史

    安倍晋三が生きた日本史

    2023年6月30日発売!

    990円(税込)

    「日本を取り戻す」と叫んだ人。古事記の神々や英雄、その想いを継いだ吉田松陰、橋本左内、横井小楠、井上毅、伊藤博文、山縣有朋をはじめとする無数の人々。日本史を背負い、日本を守ったリーダーたちと安倍総理の魂と意思を、渾身の筆で読み解く。

  • ハト派の嘘

    ハト派の噓

    2022年5月24日発売!

    968円(税込)

    核恫喝の最前線で9条、中立論、専守防衛、非核三原則に国家の命運を委ねる日本。侵略者を利する空論を白日の下にさらす。 【緊急出版】ウクライナ侵略、「戦後」が砕け散った「軍靴の音」はすでに隣国から聞こえている。力ずくの独裁国から日本を守るためには「内閣が一つ吹っ飛ぶ覚悟」の法整備が必要だ。言論テレビ人気シリーズ第7弾!