過去の放送

Vol.65 一般公開

大検証!日本の直面するジャーナリズムの危機
「雑誌の役目は朝日新聞・NHK・岩波書店をウォッチすることだ」

2014.01.17 60分

 特定秘密保護法、安倍総理の靖国参拝問題、従軍慰安婦問題など意見が大きく分かれる問題をメディアはどのように伝えるべきでしょうか?取材とは事実を確認する行為であり、事実をして語らしめる、事実の積み重ねで真実に迫るのがジャーナリズムの王道です。事実を事実として報道するのではなく、主観や政治的な主張を紛れ込ませて情報を提供するのはジャーナリズムではありません。なぜ偏ったり、常軌を逸した報道が生まれるのか、中国や韓国のメディアかと間違えてしまいそうな主張が生まれるのか、文藝春秋の名編集長で、現在は月刊誌「WiLL」花田紀凱編集長と危機に直面している日本のジャーナリズムを検証、議論するのがこの企画の狙いです。

 そして細川&小泉原発ゼロコンビの登場で東京都知事選挙が風雲急を告げています。オリンピック・パラリンピックの開催や多岐多様な実務が要求される東京都知事の選挙争点に二者択一の「原発ゼロ」がなじむのか、細川氏は佐川急便1億円借入問題の説明や付け焼刃ではなく原発ゼロ以外の公約をまとめきることが出来るのかなど都知事選挙の考え方や都知事の資質についても議論しました。

≪動画インデックス≫
 1.小泉流ワンイシュー戦法は問題が山積みしている東京都の知事選では成功しない
 2.小泉改革は郵政・道路公団・宮家で悉く失敗!  
 3.細川氏は付け焼刃ではなく原発ゼロ以外の公約をまとめられるのか?
 4.細川氏は「小沢氏に担がれ総理、小泉氏の支持で立候補」でいつも他力本願
 5.秘密保護法成立翌日の「戦前の日本に逆戻り」など常軌を逸する朝日新聞見出し
 6.朝日新聞とNHKと岩波書店をウォッチするのが雑誌の大きな役目
 7.朝日新聞の秘密保護法反対社説は25本、天声人語8本(13年8月25日~)
   投書欄の反対意見掲載69本(13年11月~)の凄まじさ
 8.安倍靖国参拝報道で“不適当なデータ”隠す世論調査記事
 9.『読んでびっくり朝日新聞の太平洋戦争記事』(大田書店)
10.提言:①ワイドショーのコメンテーター発言に惑わされない!
      ②反対意見の新聞2紙を購読する
      ③雑誌をお読みください
      ④大メディアを監視するNPOが必要だ!

Edgeブラウザではスキップ機能を利用できない場合がございます。Chrome/Firefox/Safariブラウザではスキップが可能です。

プロバイダや使用場所によっては再生が途切れる場合がございます。動画が停止した場合、ブラウザの更新ボタンを押してください。

花田 紀凱

花田 紀凱
月刊誌「WiLL」編集長

1942年東京生まれ。東京外国語大学英米科卒業。文藝春秋入社「週刊文春」、「マルコポーロ」、「uno!」、「編集会議」などの編集長を歴任し、現在ワックマガジンズの月刊「WiLL」編集長。「リベラルタイム」「雑誌血風録」、夕刊フジ「天下の暴論」、産経新聞「週刊誌ウォッチング」などコラム連載中。TV、ラジオなどのコメンテーターとしても活躍。著書に『花田式噂の収集術』(KKベストセラーズ)、『手紙力』(中経出版)、『花田編集長 質問です』(ユーリード)、『編集者!』(WAC)。趣味は映画鑑賞、好きなものは猫とコスモス。

※ プロフィールは放送日2014.01.17時点の情報です

言論テレビ 会員募集中!

生放送を見逃した方や、再度放送を見たい方など、続々登場する過去動画を何度でも繰り返しご覧になることができます。
詳しくはこちら
Instagramはじめました フォローはこちらから

アップデート情報など掲載言論News & 更新情報

週刊誌や月刊誌に執筆したコラムを掲載闘うコラム大全集

  • 異形の敵 中国

    異形の敵 中国

    2023年8月18日発売!

    1,870円(税込)

    ロシアを従え、グローバルサウスを懐柔し、アメリカの向こうを張って、日本への攻勢を強める独裁国家。狙いを定めたターゲットはありとあらゆる手段で籠絡、法の不備を突いて深く静かに侵略を進め、露見したら黒を白と言い張る謀略の実態と大きく揺らぐ中国共産党の足元を確かな取材で看破し、「不都合な真実」を剔抉する。

  • 安倍晋三が生きた日本史

    安倍晋三が生きた日本史

    2023年6月30日発売!

    990円(税込)

    「日本を取り戻す」と叫んだ人。古事記の神々や英雄、その想いを継いだ吉田松陰、橋本左内、横井小楠、井上毅、伊藤博文、山縣有朋をはじめとする無数の人々。日本史を背負い、日本を守ったリーダーたちと安倍総理の魂と意思を、渾身の筆で読み解く。

  • ハト派の嘘

    ハト派の噓

    2022年5月24日発売!

    968円(税込)

    核恫喝の最前線で9条、中立論、専守防衛、非核三原則に国家の命運を委ねる日本。侵略者を利する空論を白日の下にさらす。 【緊急出版】ウクライナ侵略、「戦後」が砕け散った「軍靴の音」はすでに隣国から聞こえている。力ずくの独裁国から日本を守るためには「内閣が一つ吹っ飛ぶ覚悟」の法整備が必要だ。言論テレビ人気シリーズ第7弾!