※ 訂正 ※ 粟野仁雄氏が放送中に死亡した方のお名前を間違えました。お亡くなりになったのは相嶋静夫氏です。島田順司氏には大変ご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした。お詫びして訂正いたします。

令和６年１月５日金曜夜10時、今年初回（第503回）のゲストはジャーナリストの粟野仁雄さんです。
「大川原化工機」の大川原正明社長らが捜査の違法性などを主張して東京都と国に損害賠償を求めた訴訟の判決（2023年12月27日）で、東京地裁は「必要な捜査を尽くさなかった」として、都と国に計約１億６千万円の賠償を命じました。
2020年に軍事転用可能な機械を不正に輸出したとして、警視庁公安部は「大川原化工機」の大川原正明社長ら３人を外為法違反容疑で逮捕。社長らは起訴され約１年にわたって勾留されましたが、後に起訴が取り消されました。拘留中には元顧問ががんを患っていることが判明し、起訴取り消しの前に亡くなりました。
また、2023年６月に証人出廷した警視庁の捜査員が事件を「捏造」と指摘しています。
この事件を取材してきた粟野さんに、警視庁公安部の捜査と検察の問題点について伺います。

粟野仁雄
ジャーナリスト

1956年、兵庫県西宮市生まれ。大阪大学文学部西洋史学科卒業。ミノルタカメラを経て、1982年より共同通信記者、2001年退社。社会問題を中心に週刊誌、月刊誌に執筆中。神戸市在住。

※ プロフィールは放送日2024.01.05時点の情報です