７月22日金曜夜10時、第114回のゲストは、ジャーナリストの山際澄夫さんです。
舛添要一氏の辞職に伴う東京都知事選は31日投開票です。
元防衛相の小池百合子氏がいち早く名乗りを上げましたが、自民党・公明党は増田寛也氏を推薦。分裂の様相を呈しています。
一方、日弁連・日本弁護士連合会の元会長の宇都宮健児氏が立候補を取りやめ、野党４党の統一候補となったのは鳥越俊太郎氏です。
有権者は、政治家をどこで評価すればよいのでしょうか。
山際さんは「ここ一番で行動できるか。信じた道を進めるか」が政治家には重要だといいます。また、舛添氏に２２００万円の退職金まで出した都議会は何をしているのか。今回の都知事選は、「舛添都政にケリをつける」意味がある選挙だとも。
その意味で、山際さんは小池百合子氏を支持していますが、各候補者の公約や主張を解説して頂きます。
実は山際さんは学生時代に１９７１年の都知事選で、200人の学生スタッフの隊長だったことがあるそうです。当時は美濃部亮吉氏と元警視総監の秦野章氏の戦いでした。
美濃部陣営はまるで現在の鳥越陣営のように、「ストップ・ザ・サトウ」をスローガンに掲げて大勝しましたが、その後、都政はどうなったか。
その教訓を伺います。

山際澄夫
ジャーナリスト

1950年、山口県下関市生まれ。産経新聞政治部で首相官邸キャップ、外務省キャップなどを歴任。その後、ニューヨーク支局長、外信部次長などを経て退社、現在に至る。著書に『すべては朝日新聞から始まった「慰安婦問題」』『これでも朝日新聞を読みますか?』（ともにワック）など。

※ プロフィールは放送日2016.07.22時点の情報です