令和４年８月５日金曜夜10時、第429回のゲストは参議院議員の和田政宗さんです。
安倍晋三元総理の国葬儀が9月27日に日本武道館で行われます。
岸田文雄首相は７月14日の会見で、次のように説明しました。
〈安倍元総理におかれては、憲政史上最長の８年８か月にわたり、卓越したリーダーシップと実行力をもって、厳しい内外情勢に直面する我が国のために内閣総理大臣の重責を担ったこと、東日本大震災からの復興、日本経済の再生、日米関係を基軸とした外交の展開等の大きな実績を様々な分野で残されたことなど、その御功績は誠にすばらしいものであります。
　外国首脳を含む国際社会から極めて高い評価を受けており、また、民主主義の根幹たる選挙が行われている中、突然の蛮行により逝去されたものであり、国の内外から幅広い哀悼、追悼の意が寄せられています。
　こうした点を勘案し、この秋に国葬儀の形式で安倍元総理の葬儀を行うことといたします。国葬儀を執り行うことで、安倍元総理を追悼するとともに、我が国は、暴力に屈せず民主主義を断固として守り抜くという決意を示してまいります。あわせて、活力にあふれた日本を受け継ぎ、未来を切り拓いていくという気持ちを世界に示していきたいと考えています。〉（首相官邸HP）
　しかし、いまだに「モリカケ桜」を理由にこれに反対する論調を新聞やメディアが掲げています。
和田政宗さんは、自身のブログに、こう書いています。
〈安倍晋三元総理の国葬に対し、「モリ・カケ」で国葬に値するのかという意見があるが何を言っているのか。
総理も夫人も全く関与していないことを、事実を無視してねじ曲げ主張した人や報道したメディアはだんまりか。
森友の設置趣意書の黒塗り部分が「安倍晋三記念小学校」と言ってきたが、私が開示を求め続け開示されてみれば「開成小学校」だった。
メディアも関与の事実がないことは分かっている。
事実を直視すべきだ。〉
朝日新聞の「朝日川柳」問題もありました。
安倍元総理の暗殺についての報道、また、いまだに安倍総理を叩き続けるメディアについて伺います。

和田政宗
参議院議員

1974年10月14日、東京生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業(日本外交史)。1997年、アナウンサーとしてNHKへ入局。新潟局、帯広局、大阪局を経て2009年7月より仙台局に勤務。東日本大震災の報道や取材に携わる。2013年7月21日、第23回参議院議員選挙において、みんなの党公認で出馬し、宮城県選挙区で初当選。

※ プロフィールは放送日2022.08.05時点の情報です