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Vol.125 一般公開

駐韓米国大使襲撃事件の政治的背景を探る
「第5の権力」過激な従北市民団体が野放しの実態

2015.03.13 60分

 朝鮮半島では、理解に苦しむ出来事が次々と起こります。マーク・リッパート駐韓米国大使が、ソウルで市民団体代表に刃物で襲われ、右ほほ80針の重傷を負う事件が起きました。犯人の金基宗(キム・ギジョン)は従北朝鮮で反米、反日、要注意の民族主義活動家です。韓国では「第5の権力」と呼ばれている市民団体や活動家が野放し状態で、過激な事件が続いています。櫻井キャスターは「訳の分からない主張をするNPO、NGOが多くあるが、増えたのが金大中、盧武鉉の時代だった」と述べると、洪熒氏は「市民団体は2万以上もあり、韓国では、北朝鮮が韓国を内部から崩壊させる戦略として市民団体を作らせた。そして、韓国では政治家になるためには市民団体出身が有利になる」と語りました。日本から見ると韓国の市民団体の実態はほとんどわからず、韓国内で野放し状態になっている市民団体がどんな活動をして、社会にどう受け止められているのかが明らかになりました。この後も、洪熒氏は韓国の保守陣営として従北勢力、北朝鮮とどのように闘うのか、米韓、日韓、中韓関係の将来をどのようにするのか櫻井キャスターと熱い議論を展開しました。

≪動画インデックス≫
 1.米国リッパート大使襲撃事件をソウルの人々はどう受け止めた?
 2.犯人金基宗と北朝鮮とのつながり
 3.金基宗の犯行にどんな政治的な背景があるのか?
 4.襲撃事件後に朴大統領支持率が急上昇した理由
 5.「第5の権力」になった市民団体は2万以上でほとんど野放し
 6.韓国政府は左翼系市民団体を監視できているのか?
 7.左翼系市民団体は北朝鮮に操られている
 8.金日成奨学金をもらった人々が韓国の権力中枢部に入り込んだ
 9.米国シャーマン国務次官の発言で韓国は
10.韓国はリッパート大使襲撃事件の全貌を解明できるか?
11.朝鮮総連の北朝鮮送金分から韓国工作費が流れていた
12.米韓、日韓、中韓関係は将来こうなる!
13.韓国はなぜ慰安婦問題を言い続けるのか?
14.北朝鮮が核ミサイルに実戦配備したら朝鮮半島はどうなる

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洪熒

洪熒
元駐日韓国大使館公使

1948年生まれ。ソウル出身。陸軍士官学校卒業。歩兵将校として野戦部隊の小隊長などを経て国防部勤務。外務部へ転職後、駐日韓国大使館で参事官と公使を務める。退官後、早稲田大学客員研究員, 桜美林大学客員教授を経て、現在、統一日報論説主幹。訳書に『蜃気楼か?中国経済』など。

※ プロフィールは放送日2015.03.13時点の情報です

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