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闘うコラム大全集

2017.02.25号
大統領補佐官の辞任は政権内の闘争か 万全な目配りが必要な日米関係の構築

『週刊ダイヤモンド』 2017年2月25日号新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1171 ドナルド・トランプ米大統領の政策や決定を評する中で最も頻繁に使われる語彙が衝動的、或いは直感的という言葉である。 CNNの政治討論番組で、論者の1人がトランプ氏を見ているとベーブ・ルースを思い出すと言った。アメリカ野球界の英雄、ベーブ・ルースはある日「なぜそんなにホームランを打てるのか」と問われ、「ただ直感的に打っているのさ」と答えたそうだ。トランプ氏も、なぜこのような決定をしたのかと問われると、「直感的に決めたんだ」と答えることが多いというわけだ。...


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2017.02.23号
日米首脳会談、大成功のなかの懸念

『週刊新潮』 2017年2月23日号日本ルネッサンス 第742回ホワイトハウス正面で車から降り立った安倍晋三首相を、思わず引き寄せ抱擁したドナルド・トランプ米国大統領、19秒間の長い握手、首相の手を両手で包み込み甲を撫でる大統領、その後フロリダの華麗な大統領別荘への招待、盛り沢山のもてなし、都合27ホールを回ったゴルフ、多くの話題に及んだ限りなく長い時間。 これら全てが安倍首相の対米外交の成果として記憶されるであろう。このようなおつき合いは、恐らく、安倍首相にしかできない外交でもあろう。日本にとって余人をもって代え難く、世界にとっても重要な存在に、首相はなっている。...


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2017.02.18号
キッシンジャー元国務長官の影響で暴言沈静化 くすぶるトランプ大統領が中国と手を結ぶ可能性

『週刊ダイヤモンド』 2017年2月18日号新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1170リチャード・ニクソン元米大統領に仕えた元米国務長官、ヘンリー・キッシンジャー氏は親中派の中の親中派である。1923年生まれの高齢の氏がいまワシントンと北京、ドナルド・トランプ米大統領と習近平中国国家主席を「つなぐ人物」といわれる。 氏は昨年秋にはヒラリー・クリントン氏への支持を表明していたが、トランプ氏が勝利すると、10日後にはニューヨークで次期大統領と会談、ロシア、中国、イランおよびEU(欧州連合)情勢を語ったと発表された。...


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2017.02.16号
4代前の孝明天皇、闘いの武器は譲位

『週刊新潮』 2017年2月16日号日本ルネッサンス 第741回孝明天皇は明治天皇の父帝で、今上陛下にとって、4代前の直接のご先祖である。孝明天皇は幕末の動乱時代を文字通り闘い抜いて、突然死した。余りにも急な死に毒殺説が流布された程だ。孝明天皇の闘いを理解するには、同天皇の祖父帝、光格天皇を理解しなければならない。 光格天皇は、江戸幕府と激しく衝突しながら、63代の冷泉院から119代の後桃園院まで900年弱の間途切れていた「天皇」の称号を復活させるなど、廃れていた皇室の権威を取り戻し多くの神事や祭祀を復興した一生だった。同天皇については先週の当欄で取り上げたが、その政治的、社会的遺産を引き継いだのが孫帝の孝明天皇である。...


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2017.02.11号
友を退け敵をつくるトランプ政権の未来は孤立化と衰退の道

『週刊ダイヤモンド』 2017年2月11日号新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1169邦字紙は無論、英字紙の外信、経済、政治のどの面も、連日、ドナルド・トランプ米大統領関連の記事で埋まっている。米大統領選挙期間中、米国のメディアはトランプ旋風で視聴率が上がり、収益が改善したと、悪い冗談のようにいわれている。大統領になればなったで、次々と繰り出す刺激的な大統領令で、氏はメディアの主役を張り続ける。 トランプ政権に比較的好意的なメディアにも、しかし、次のような懸念の声は少なくない。...


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2017.02.09号
今上陛下が研究、光格天皇の功績

『週刊新潮』 2017年2月9日号日本ルネッサンス 第740回1月24日、「産経新聞」1面トップのスクープが心に残っている。約6年半前、天皇陛下がご譲位の意向を示された当時、光格天皇の事例を調べるよう宮内庁側に指示なさったという内容だった。 光格天皇は今上陛下の6代前、直系のご先祖である。譲位をなさった最後の天皇で、現在の皇室と天皇の在り方に画期的な影響を及ぼした。その生涯を辿ることは、安倍政権の大きな課題であるご譲位問題を考えるのに大いに参考になるだろう。...


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2017.02.04号
ポピュリズムに突き進むトランプ大統領 求められる民主主義の「内なる敵」への正対

『週刊ダイヤモンド』 2017年2月4日号新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1168自由の旗手であるはずの米国大統領、ドナルド・トランプ氏が「保護主義は国益に資する」と就任演説で語り、市場経済を政治の道具にする中国の習近平主席が「自由な市場経済こそが繁栄のもと」と、ダボス会議で世界に訴える。 悪い冗談のような倒錯が、日を追うごとに具体的な政策として私たちに突き付けられる。トランプ大統領はホワイトハウス入り直後の1月23日、環太平洋経済連携協定(TPP)「永久離脱」の大統領令に署名した。25日にはメキシコとの国境の壁建設にも署名する。...


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2017.02.02号
米新政権の始動、日本は活用できるか

『週刊新潮』 2017年2月2日号日本ルネッサンス 第739回「トランプ氏の政治は予測しにくいと言うけれど、アメリカ・ファーストという言葉を当てはめれば、わかり易い。ワールド・セカンド、ジャパン・サードとか、そういう感覚ですよ」「言論テレビ」でこう語ったのは、米国大統領選挙前からドナルド・トランプ氏の勝利を予測していた木村太郎氏である。トランプ氏の政策は「アメリカ身勝手政策」とでも呼ぶべき、極めてストレートなもので、それ以上でも以下でもないというのだ。氏はこうも指摘した。「就任演説ではトランプ氏は専門家の助言を入れて『まともな』考えを語るだろうといろいろな人が言っていますけれど、僕はそうは思わない。彼は選挙キャンペーンと同じことを語ると思いますよ」...


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2017.01.28号
慰安婦像どころではない厳しい局面へ 左翼勢力が攻勢をかける韓国との関係

『週刊ダイヤモンド』 2017年1月28日号新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1167韓国と付き合うのはほとほと疲れるという日本人は少なくない。ソウルの日本大使館前の慰安婦像に続いて釜山の総領事館の裏門前にもう1つ像が設置された。釜山区長は像を永久保存する方針だそうだ。京畿(キョンギ)道(県)議員団も竹島に慰安婦像を設置する計画を発表し、そのための寄付金を募り始めた。 こうした動きをどう捉えるべきか。私たちの側が冷静になって、韓国で何が進行中なのかをよく見ることが大事だと思う。韓国の愛国者であり、常に日韓関係を重視してきた「統一日報」論説主幹の洪熒(ホン・ヒョン)氏も訴える。...


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2017.01.26号
ついに始まるトランプ新政権と日本の対応

『週刊ダイヤモンド』 2017年1月26日号日本ルネッサンス 第738回今週、遂にドナルド・トランプという異色の米大統領が誕生する。日本も世界も、当のアメリカも、恐いもの見たさの入り混じった不安感で新政権を迎えるのではないか。 新政権の政策が見通せない中、主要閣僚候補が上院の承認公聴会で展開する質疑応答から、アメリカにとって如何にロシアが深刻な脅威であるか、というより、その認識を新大統領が共有していないことを、アメリカの選良たちが如何に懸念しているかが伝わってくる。...


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2017.01.21号
国内経済に特化したトランプの会見 懸念される米国の地位と力の弱体化

『週刊ダイヤモンド』 2017年1月21日号新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1166「ハロー、シカゴ!」。バラク・オバマ米大統領が晴れ晴れとした表情で呼び掛けた。任期8年を締めくくる退任演説をホワイトハウスではなく、自身の活動の原点、シカゴで行ったのだ。会場を埋めた熱心なオバマ支持者らが終始去り行く大統領をたたえる声援を送り、演説は、なんと、74回も拍手で中断された。 妻への感謝の言葉を述べる場面では、涙と震える声が感動を深めた。多様性と公正さが米国の力の源泉だと説き、弱者を見捨てることのなかった姿は心優しい大統領のものだった。...


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2017.01.19号
歴史戦争に勝つには真実しかない

『週刊新潮』 2017年1月19日号日本ルネッサンス 第737回今年、日本が直面する大問題のひとつに、中韓両国の国民が第2次世界大戦中に強制連行され苛酷な労働を強いられたとして、日本企業に個人賠償を求めて起こす訴訟がある。 昨年12月6日、中国人27人が、北京の第三中級人民法院(地方裁判所)に、第2次大戦中の強制動員と苛酷な労働に対して、謝罪と1人100万元(約1600万円)の賠償を求めて鹿島を訴えた。中国における鹿島への訴えは初のケースだ。...


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2017.01.14号
天皇陛下の譲位、総選挙、憲法改正 国政は今秋から大仕事がめじろ押し

『週刊ダイヤモンド』 2017年1月14日号新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1165国政は今年秋から再来年の平成31(2019)年までが大仕事を成し遂げる年だと、安倍晋三首相に最も信頼されている記者の1人は語る。天皇陛下のご譲位、総選挙、憲法改正案の発議と国民投票などがこの間になされるとの読みだ。 これは昨年12月30日、「言論テレビ」の番組で、「産経新聞」の名物記者、政治部長にして黒シャツ姿で知られる石橋文登氏が語ったものだ。...


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2017.01.12号
真珠湾攻撃の意味を変えた首相訪問

『週刊新潮』 2017年1月12日号日本ルネッサンス 第736回皆さんのお目にとまる頃この記事はもう古くなっているかもしれないが、ハワイ州立大学の恩師、ジョージ・アキタ名誉教授は、安倍晋三首相とバラック・オバマ大統領が年末の12月27日、揃って真珠湾を訪れたことをとても喜んでいた。ハワイ生れの日系2世である教授は今年91歳になる。真珠湾攻撃のときは15歳だった。師が語った。「ヨシコさん、日米がより良い友人になることが一番大事なんだよ。僕は毎年、12月7日(真珠湾攻撃の現地時間)のことを思うけれど、75年が経った今回は特に念入りに新聞やテレビのニュースを見た。そして、気づいたよ。かつて真珠湾攻撃にはスニーク・アタック(卑怯な攻撃)という形容詞がつきものだったけれど、今回は殆んどがサプライズ・アタック(奇襲攻撃)に変わっていた。この2つの表現のニュアンスの違いは大きいでしょ。アメリカ人も75年が過ぎて、当時の日本の事情を理解し始めている。安倍首相の語ったように和解を両国関係の基本にすべきなんだよ」...


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2017.01.07号
元記者が暴露する捏造だらけの朝日新聞 そのコア読者に嫌われるのは至上の名誉

『週刊ダイヤモンド』 2016年12月31日・2017年1月7日合併号新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1164世界は大乱世の時代のとば口に立っている。2017年、戦後見慣れてきた国際社会の安寧と秩序が脅かされる危険がある。そのとき、日本を取り巻く国際環境を正確に読み取ることができれば、私たちは必ず問題の突破口を開き、乗り越えていける。希望的観測や過度の悲観論を横に置いて、内外の事情を虚心坦懐に分析することが欠かせない。 こんな時代、メディアの責任は一層重い。印象操作を加えることなく、でき得る限りの公正さで事実を伝える責任である。...


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2017.01.05号
日露交渉、一本とられた日本

『週刊新潮』 2016年12月29日、2017年1月5日号日本ルネッサンス 第735回柔道流に表現すれば、日本は一本とられたということだ。 12月15、16の両日、山口県長門市と東京で行われた日露首脳会談には辛い点をつけざるを得ない。平和条約締結にも北方領土の帰属問題にも進展は見られないまま、経済プロジェクトが先行する形になった。...


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2016.12.24号
朴大統領弾劾運動の背後に北朝鮮勢力 現実になりそうな「韓国の消滅」

『週刊ダイヤモンド』 2016年12月24日号新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1163 大韓民国という国が消滅する。フィクションのようなことが、現実になるかもしれない状況が生じている。 崔順実(チェ・スンシル)という女性実業家に便宜を図り、国政への介入を許した朴槿恵大統領は弾劾されたが、機密情報を民間人に漏らすなどしており、仕方がないことだろう。同時に、弾劾に向けて暗躍したのは、韓国政府が国家保安法違反の利敵団体に指定した北朝鮮系の革命勢力グループであることも忘れてはならない。...


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2016.12.22号
日本が「拉致」を解決できない理由

『週刊新潮』 2016年12月22日号日本ルネッサンス 第734回10月下旬、都内の友愛会館で開催された拉致問題解決を目指す集会で横田早紀江さんが近況を語った。「主人の具合がはかばかしくありません。私自身も、あちらこちら具合が悪くて困っています」 ...


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2016.12.17号
トランプ氏の台湾政策に中国が反発 求められる現実政治の注意深き戦略

『週刊ダイヤモンド』 2016年12月17日号新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1162 次期米国大統領、ドナルド・トランプ氏は大統領に当選して以来、中央情報局(CIA)をはじめとする米国の16に上る主要情報機関のブリーフィングをほとんど受けていない。 ...


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2016.12.15号
日露関係を左右するプーチンの人柄

『週刊新潮』 2016年12月15日号日本ルネッサンス 第733回ウラジーミル・プーチンロシア大統領の来日が近い。12月15日には安倍晋三首相の地元、山口県長門市で、翌日には東京で、会談が行われる。 首脳会談に向けた最後の準備に岸田文雄外相がロシアを訪れたが、岸田氏を迎えるロシアの雰囲気は控え目に言っても厳しかった。...


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