櫻LIVE 君の一歩が朝(あした)を変える!

闘うコラム大全集

2017.01.19号
歴史戦争に勝つには真実しかない

『週刊新潮』 2017年1月19日号日本ルネッサンス 第737回今年、日本が直面する大問題のひとつに、中韓両国の国民が第2次世界大戦中に強制連行され苛酷な労働を強いられたとして、日本企業に個人賠償を求めて起こす訴訟がある。 昨年12月6日、中国人27人が、北京の第三中級人民法院(地方裁判所)に、第2次大戦中の強制動員と苛酷な労働に対して、謝罪と1人100万元(約1600万円)の賠償を求めて鹿島を訴えた。中国における鹿島への訴えは初のケースだ。...


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2017.01.14号
天皇陛下の譲位、総選挙、憲法改正 国政は今秋から大仕事がめじろ押し

『週刊ダイヤモンド』 2017年1月14日号新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1165国政は今年秋から再来年の平成31(2019)年までが大仕事を成し遂げる年だと、安倍晋三首相に最も信頼されている記者の1人は語る。天皇陛下のご譲位、総選挙、憲法改正案の発議と国民投票などがこの間になされるとの読みだ。 これは昨年12月30日、「言論テレビ」の番組で、「産経新聞」の名物記者、政治部長にして黒シャツ姿で知られる石橋文登氏が語ったものだ。...


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2017.01.12号
真珠湾攻撃の意味を変えた首相訪問

『週刊新潮』 2017年1月12日号日本ルネッサンス 第736回皆さんのお目にとまる頃この記事はもう古くなっているかもしれないが、ハワイ州立大学の恩師、ジョージ・アキタ名誉教授は、安倍晋三首相とバラック・オバマ大統領が年末の12月27日、揃って真珠湾を訪れたことをとても喜んでいた。ハワイ生れの日系2世である教授は今年91歳になる。真珠湾攻撃のときは15歳だった。師が語った。「ヨシコさん、日米がより良い友人になることが一番大事なんだよ。僕は毎年、12月7日(真珠湾攻撃の現地時間)のことを思うけれど、75年が経った今回は特に念入りに新聞やテレビのニュースを見た。そして、気づいたよ。かつて真珠湾攻撃にはスニーク・アタック(卑怯な攻撃)という形容詞がつきものだったけれど、今回は殆んどがサプライズ・アタック(奇襲攻撃)に変わっていた。この2つの表現のニュアンスの違いは大きいでしょ。アメリカ人も75年が過ぎて、当時の日本の事情を理解し始めている。安倍首相の語ったように和解を両国関係の基本にすべきなんだよ」...


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2017.01.07号
元記者が暴露する捏造だらけの朝日新聞 そのコア読者に嫌われるのは至上の名誉

『週刊ダイヤモンド』 2016年12月31日・2017年1月7日合併号新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1164世界は大乱世の時代のとば口に立っている。2017年、戦後見慣れてきた国際社会の安寧と秩序が脅かされる危険がある。そのとき、日本を取り巻く国際環境を正確に読み取ることができれば、私たちは必ず問題の突破口を開き、乗り越えていける。希望的観測や過度の悲観論を横に置いて、内外の事情を虚心坦懐に分析することが欠かせない。 こんな時代、メディアの責任は一層重い。印象操作を加えることなく、でき得る限りの公正さで事実を伝える責任である。...


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2017.01.05号
日露交渉、一本とられた日本

『週刊新潮』 2016年12月29日、2017年1月5日号日本ルネッサンス 第735回柔道流に表現すれば、日本は一本とられたということだ。 12月15、16の両日、山口県長門市と東京で行われた日露首脳会談には辛い点をつけざるを得ない。平和条約締結にも北方領土の帰属問題にも進展は見られないまま、経済プロジェクトが先行する形になった。...


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2016.12.24号
朴大統領弾劾運動の背後に北朝鮮勢力 現実になりそうな「韓国の消滅」

『週刊ダイヤモンド』 2016年12月24日号新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1163 大韓民国という国が消滅する。フィクションのようなことが、現実になるかもしれない状況が生じている。 崔順実(チェ・スンシル)という女性実業家に便宜を図り、国政への介入を許した朴槿恵大統領は弾劾されたが、機密情報を民間人に漏らすなどしており、仕方がないことだろう。同時に、弾劾に向けて暗躍したのは、韓国政府が国家保安法違反の利敵団体に指定した北朝鮮系の革命勢力グループであることも忘れてはならない。...


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2016.12.22号
日本が「拉致」を解決できない理由

『週刊新潮』 2016年12月22日号日本ルネッサンス 第734回10月下旬、都内の友愛会館で開催された拉致問題解決を目指す集会で横田早紀江さんが近況を語った。「主人の具合がはかばかしくありません。私自身も、あちらこちら具合が悪くて困っています」 ...


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2016.12.17号
トランプ氏の台湾政策に中国が反発 求められる現実政治の注意深き戦略

『週刊ダイヤモンド』 2016年12月17日号新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1162 次期米国大統領、ドナルド・トランプ氏は大統領に当選して以来、中央情報局(CIA)をはじめとする米国の16に上る主要情報機関のブリーフィングをほとんど受けていない。 ...


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2016.12.15号
日露関係を左右するプーチンの人柄

『週刊新潮』 2016年12月15日号日本ルネッサンス 第733回ウラジーミル・プーチンロシア大統領の来日が近い。12月15日には安倍晋三首相の地元、山口県長門市で、翌日には東京で、会談が行われる。 首脳会談に向けた最後の準備に岸田文雄外相がロシアを訪れたが、岸田氏を迎えるロシアの雰囲気は控え目に言っても厳しかった。...


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2016.12.10号
天皇の譲位問題は時間をかけた議論が重要 それ以前に必要な秋篠宮家への手厚い支え

『週刊ダイヤモンド』 2016年12月10日号新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1161天皇の譲位を認めるべきか否かについての専門家16人からの意見聴取が11月30日に終わった。意見は大きく3つに分かれている。(1)譲位を恒久的制度とする、(2)譲位を認めつつも、今回限りの特別措置とする、(3)譲位ではなく摂政を置く、である。 私は専門家の1人として、天皇陛下のお気持ちに沿うべく、最大限の配慮をすると同時に、そうした配慮と国の制度の問題は別であることを認識して、(3)を主張した。皇室と日本国の永続的安定のためにもそれが良いと考えた。...


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2016.12.08号
時代の趨勢も、その本質も見ないメディア

『週刊新潮』 2016年12月8日号日本ルネッサンス 第732回11月23日、シンクタンク「国家基本問題研究所」のセミナーには約800人の聴衆が参加した。「トランプ政権と日本の決断」と題して約3時間半、活発な議論が続いた。会場後方には各テレビ局のカメラが並び、新聞社及び雑誌社の記者も取材した。 マスコミ席の近くに座っていた一般会員の若い女性が、私に語った。...


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2016.12.03号
明治天皇に見る、存在するだけで国家の求心力であり得る皇室・天皇の役割

『週刊ダイヤモンド』 2016年12月3日号新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 11603・11の悲劇で日本人が意気消沈していたとき、日本研究の重鎮、ドナルド・キーン氏は日本国籍を取得して日本人となった。氏は『明治天皇を語る』(新潮新書)で明治天皇の人柄について詳述し、愛情を込めて「ようするにかなり変わった日本人だった」と評している。「刺し身が嫌い、花見も嫌い、清潔さに興味がない」からだというが、それぞれ背景がある。まずは花見だ。 ...


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2016.12.01号
日本と世界が知るべき日本軍の真実

『週刊新潮』 2016年12月1日号日本ルネッサンス 第731回近隣諸国から歴史問題を突き付けられる年月が重なり、それでなくても、GHQの占領政策に始まる戦後教育で「軍国主義」の弊害を教えられてきた日本人は、軍や戦争などというと、ほぼ自動的に全て悪いことばかりだったと思いがちだ。「日本だけが悪くて戦争をしたのではない。戦争に至った事情をよく見れば、当事国全てに相応の原因と責任がある」と主張してきた私でさえも、旧日本軍を人間的側面から正当に評価してきたかといえば、そうではない。 ...


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2016.11.26号
ダライ・ラマ法王14世が語った3つの事柄に対するコミット

『週刊ダイヤモンド』 2016年11月26日号新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 115911月16日、チベット仏教最高位のダライ・ラマ法王14世は、赤い法衣から右腕を出したまま、にこやかに車から降り立った。衆議院第1議員会館大講堂で超党派の議員団が主催する法王の特別講演会が行われるのだ。 私は議員ではないが、同会の世話人就任を依頼された。理由は5年前、シンクタンク「国家基本問題研究所」が超党派議員団と共にインドを訪れたときに、自民党の下村博文、山谷えり子両氏と共にインド北部のダラムサラにチベット亡命政府を訪ね、法王にお会いし、それが日本国議員団とチベット交流の嚆矢となったからだろう。...


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2016.11.24号
天皇陛下のお言葉に応えるには

『週刊新潮』 2016年11月24日号日本ルネッサンス 第730回8月8日の今上陛下の「お言葉」で、私たちは改めて天皇の役割と日本国の在り方について根本から考える機会を得た。政府は「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」を設置。11月14日、私は専門家16人の1人として意見を述べた。 有体にいえば、陛下のお気持を人間としての思いを軸に受けとめる場合と、国の在り方を基に判断する場合とでは、結論は異なりかねない。従って、いますべきことは、いわば情と理の2つの次元が近づき融和するところまで叡智を絞って辿りつくことである。そのための努力が必要だと私は思う。...


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2016.11.19号
トランプ勝利の混乱で高まる危機 日本はTPP成立と憲法改正が必要

『週刊ダイヤモンド』 2016年11月19日号新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1158「米国のメディアの全てが間違った。なぜか」「トランプ氏は世論調査など信じないと言い、われわれはそれを軽蔑したが、結局、彼が正しかった。なぜか」。自問する声が米国大統領選挙の開票番組で飛び交った。「クリントン優勢」「クリントンの圧勝でも驚かない」と報道される中、「目の覚めるような大逆転」でドナルド・トランプ氏が勝った。ヒラリー・クリントン氏はその当日、トランプ氏に電話をかけ、自らの敗北を認めたものの、支持者の前に立ち、敗北宣言をすることもなく、「今日は語らない」とのメッセージを出しただけだった。彼女の敗北感がいかに深かったか。 ...


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2016.11.17号
中国人の邦人惨殺、通州事件を学べ

『週刊新潮』 2016年11月17日号日本ルネッサンス 第729回『文藝春秋』元名物編集長の堤堯氏が嘆く。─氏と同年代(70代後半)の日本男児が余りにも歴史を知らないと。「仙台の中学の同期生、12~13人の集まりで通州事件を知ってるかと尋ねたら、知っていたのがわずか3~4人。歴史呆けは若いモンだけじゃない」 ...


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2016.11.12号
産業革命遺産の軍艦島を見て分かった「監獄島ではなかった」の確からしさ

『週刊ダイヤモンド』 2016年11月12日号新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 115710月末の日曜日、早朝の便で長崎に飛んだ。明治産業遺産関連の取材で、昨年7月に国連教育科学文化機関(ユネスコ)に「明治日本の産業革命遺産」として登録された端島、通称、軍艦島に向かった。 晴天に恵まれ、海は穏やかだった。港や桟橋などの施設が乏しい軍艦島は、波が高くなると上陸できないため、島に上がれるのは年間200日ほどだという。私は長崎市内から陸路伝いに南の方まで下り、野々串港という小さな漁港で小舟に乗った。...


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2016.11.10号
朴大統領、最大の危機を回避できるか

『週刊新潮』 2016年11月10日号日本ルネッサンス 第728回韓国の混乱が深まるばかりだ。朴槿恵大統領に与えられた問題処理の時間は極めて短い。この原稿を執筆中のいまも、大統領秘書官たちの自宅や事務所が検察の捜索を受けたなどの情報が入ってくる。 韓国で最も信頼されていると言われる言論人、趙甲濟(チョ・ガプジェ)氏は朴大統領が問題処理のタイミングを逃せば、左翼陣営のみならず、保守陣営もソウル市中心部の光化門広場に繰り出し、退陣を要求すると、警告する。...


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2016.11.05号
欧米流の合理的戦略論だけでなくアジアの曖昧路線を理解する重要性

『週刊ダイヤモンド』 2016年11月5日号新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1156フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領が来日した。安倍晋三首相との首脳会談で、大統領は南シナ海問題を持ち出し「日本とフィリピンは同じような状況にある」「われわれは常に日本の側に立つ」と、それぞれ2回、繰り返したという。 安倍首相はドゥテルテ大統領の本音を聞くべく、首脳会談後に両首脳を含めて6人のみが参加する小規模会談を設けた。同会談は首脳会談の2倍の長さの70分に及んだと、「産経新聞」の田北真樹子氏が書いている。明らかに安倍首相はドゥテルテ大統領の心を開いたのだ。財界人との会合で「日本が大好きだ」と大統領は繰り返した。...


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