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Vol.543 一般公開

日韓外交は「真実の歴史」の上に立て!

「レーザー照射事件」は会談で話されたのか

2023.03.17 63分

≪櫻井よしこの対談後記≫
 戦時朝鮮人労働者問題の解決策をひっさげて来日した尹錫悦大統領を岸田首相は大歓迎しました。
 多くの課題が残されたなかでのことでした。日韓関係がこの先ずっとスムーズに行くとは限りません。問題の原因は日韓の歴史を真実のままに見ることができていないからです。
 日本はどんなときも歴史の真実を追求しなければ、何回交渉しても、何回話をしてもゴールポストを動かされ、騙されるだけだと思います。
 西岡力さんと細川昌彦さんをゲストに迎え、この歯がゆい関係を嘆きつつ、それでも大局的に考えれば日韓関係の改善は必要ということになりました。

≪対談で語られた論点≫
 1.日韓首相会談をどう評価するか
 2.韓国の会談評価は2分裂
 3.野党が反対横断幕、選挙で勝てば“ちゃぶ台返し”
 4.日本大使館前デモで真実派が正議連(反日)を逆転
 5.ソウル中継の音声中断会話が面白い
 6.「レーザー照射事件」をなぜ会談で話さない
 7.尹政権の国防白書「近接危険飛行」で「照射なし」
 8.坂井海上幕僚長「日韓改善の機は熟す」」は問題だ
 9.韓国駆逐艦はなぜ北朝鮮の小舟を追跡したか
10.日韓の「歩み寄り」包括交渉の仕掛け
11.戦時労働者解決策と輸出管理、ホワイト国取引の裏
12.求償権は“尹政権”が「想定していない」
13.尹錫悦氏は信頼できる男なのか
14.日米韓の大局的立場から日韓改善が必要だ

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西岡力

西岡力
「救う会」会長・国基研企画委員

1956年東京都生まれ。1979年国際基督教大学卒、筑波大学大学院修士課程修了、韓国・延世大学校に留学。2000年 東京基督教大学教授、2016年 麗澤大学客員教授。現代コリア研究所の発行誌『現代コリア』の編集長。1998年「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)」の設立に関与し、現在「救う会」の会長を務める。国家基本問題研究所に評議員・企画委員。著書に『北朝鮮に取り込まれる韓国』(PHP研究所)、 『日韓「歴史問題」の真実』(PHP研究所)、 『韓国分裂―親北左派vs韓米日同盟派の戦い』(扶桑社)、 『北朝鮮の「核」「拉致」は解決できる』(PHP研究所)、『南・北朝鮮、同時崩壊か?』(東京財団)、『よくわかる慰安婦問題』(草思社)『金賢姫からの手紙』(草思社) など多数。

細川昌彦

細川昌彦
明星大学教授・国基研企画委員

1955年生まれ。77年東京大学法学部卒業、通商産業省入省。「東京国際映画祭」の企画立案、山形県警出向、貿易局安全保障貿易管理課長などを経て98年通商政策局米州課長、2002年貿易管理部長など通商交渉を最前線で担当した。02年ハーバード・ビジネス・スクールAMP修了。03年中部経済産業局長として「グレーター・ナゴヤ」構想を提唱。04年日本貿易振興機構ニューヨーク・センター所長。06年経済産業省退職。現在は中部大学中部高等学術研究所特任教授。著書に『メガ・リージョンの攻防』(東洋経済新報社)、『暴走トランプと独裁の習近平にどう立ち向かうか』(光文社新書)など。

※ プロフィールは放送日2023.03.17時点の情報です

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