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Vol.557 会員限定

トランプ氏は復活できるか、もうダメか?

高齢バイデン氏は外で転倒と失言ラッシュ

2023.06.23 64分

≪櫻井よしこの対談後記≫
 一体アメリカはどうなっているのか。スピーチの中で突然変なことを言い出すバイデン大統領、37件もの刑事訴追を受けているトランプ前大統領。
 このお二人が大統領候補になるのかどうか、ほかに人材がいないのか、なぜ若い世代が出てくることができないのか。アメリカだけでなく、日本を含む世界全体の問題です。
 中国も問題だらけで、ある意味、追い詰められています。しかしその中国の弱みを突くことができないアメリカは、もっと問題です。
 木村さんと思案投げ首の議論をしたことでした。

≪対談で語られた論点≫
 1.習近平・ブリンケン会談でなく「会見」だって
 2.米欧対中戦略は「De-coupling」から「De-risking」
 3.投資の欲しい中国はビル・ゲイツ、イーロン・マスクを招待
 4.ブリンケン成果は対話の継続と首脳会談の下地作り
 5.バイデンが習近平を「独裁者」失言で米中迷走
 6.左派メディアは「失言」を報道せず政権をかばう
 7.80歳バイデン大統領はアドリブ演説で失言ラッシュ
 8.民主党は大統領候補をバイデンを若手に差しえるべきだ
 9.ロバート・ケネディ・Jrは右寄りで支持広がる
10.ハンターバイデンの疑惑追及に司法・メディアが甘い
11.ニュース専門テレビの「公正中立」はゼニにならない
12.疑惑37件トランプは2回目の大統領にならない
13.フロリダ裁判の判事はトランプが任期中に任命
14.“裸の王様”トランプに誰が「何も着ていない」言うか

木村太郎

木村太郎
ジャーナリスト

1938年米合衆国カリフォルニア州生まれ。1964慶応大学法学部卒業後、NHKに入社。記者としてベイルート特派員、ジュネーブ特派員、ワシントン特派員。1979年「ニュースセンター9時」の4代目キャスターに就任。1986年に「第12回放送文化基金賞」、1987年に「ボーン上田記念国際記者賞」を受賞する。「ニュースセンター9時」の終了とともに1988年 NHKを退社し、同5月木村太郎事務所を開設。フリーランス記者として新しいスタートを切った。1990年~1994年FNN「ニュースCOM」のキャスター、2000年までFNN「ニュースJAPAN」、2013年までFNN「スーパーニュース」でニュース・アナリストを務める。現在、FNN「Mr.サンデー」に隔週出演中。東京新聞にコラム「太郎の国際通信」を毎週連載中。

※ プロフィールは放送日2023.06.23時点の情報です

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