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Vol.558 会員限定

安倍さん、また一緒に戦って欲しい!

仲間たちが集い語る「安倍晋三の歴史戦」

2023.06.30 77分

≪櫻井よしこの対談後記≫
 安倍晋三総理が暗殺されて一年になろうとしています。安倍総理のいらっしゃらないこの喪失感をなんとか埋めようと、今夜は安倍総理に非常に近かったゲストをお招きしました。
 幼なじみであり、ともに戦った加藤康子さん、安倍総理が一番心を許せる仲だった阿比留瑠比さん、まさに戦友であった西岡力さんの三人です。
 明治産業遺産の世界遺産への登録、一連の歴史問題に関する韓国や中国との戦い、拉致被害者の救出、慰安婦問題での濡れ衣、こんな問題をテーマに安倍総理がどのように戦ったのか、その戦いのプロセスはどうだったのかなどを懐かしく語り合いました。
 安倍総理とお台所で水炊きを食べながら、四方山話をした康子さんから、素顔の総理の面白い話をたくさん聞きました。
 安倍さんの決して諦めない気持ち、目的達成のために友達を増やし、仲間を増やし戦略を立てて立ち向かう気力、そして人々に、国民に注ぐ愛情の深さ。
 お三方が披露したエピソードを聞けば、心が前向きに、明るくなると思います。

≪対談で語られた論点≫
 1.特ダネ!「安倍家」と「加藤家」の家族写真
 2.特ダネ! 安倍総理のカラオケ熱唱写真
 3.お台所の食事で小さなTV見ながら安倍総理が時事解説
 4.安倍総理は拉致家族と一緒に戦った
 5.世界遺産で韓国は軍艦島地獄労働キャンペーンを展開 
 6.加藤さんは世界遺産で安倍家に押しかけパーティをぶち壊した
 7.外務省声明で使った「forced to work」の意味で日韓紛糾
 8.韓国寄りの登録が行われたが、安倍総理は加藤さんを励ました
 9.外務省は戦わず交渉の折衷点を見つけようとする
10.北朝鮮国交正常化ではなく、拉致被害者を取り戻すことが目的
11.安倍「拉致認めず、謝罪しないなら帰国」と盗聴器にしゃべる
12.その後シナリオにない金正日の「拉致認め謝罪」発言
13.官僚はリベラルだが、保守で10年つなげば官僚も従う
14.櫻井渾身の力作『安倍晋三が生きた日本史』本日発売

西岡力

西岡力
「救う会」会長・国基研企画委員

1956年東京都生まれ。1979年国際基督教大学卒、筑波大学大学院修士課程修了、韓国・延世大学校に留学。2000年 東京基督教大学教授、2016年 麗澤大学客員教授。現代コリア研究所の発行誌『現代コリア』の編集長。1998年「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)」の設立に関与し、現在「救う会」の会長を務める。国家基本問題研究所に評議員・企画委員。著書に『北朝鮮に取り込まれる韓国』(PHP研究所)、 『日韓「歴史問題」の真実』(PHP研究所)、 『韓国分裂―親北左派vs韓米日同盟派の戦い』(扶桑社)、 『北朝鮮の「核」「拉致」は解決できる』(PHP研究所)、『南・北朝鮮、同時崩壊か?』(東京財団)、『よくわかる慰安婦問題』(草思社)『金賢姫からの手紙』(草思社) など多数。

阿比留瑠比

阿比留瑠比
産経新聞論説委員兼政治部編集委員

1966年、福岡県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。90年、産経新聞社入社。仙台総局、文化部、社会部を経て、98年から政治部。首相官邸、自由党、防衛庁、自民党、外務省などを担当し、首相官邸キャップ、外務省兼遊軍担当などを歴任。2013年、政治部編集委員。15年、論説委員兼政治部編集委員。 著書に『だから安倍晋三政権は強い』『偏向ざんまい GHQの魔法が解けない人たち』『破壊外交 民主党政権の3年間で日本は何を失ったか』『決定版 民主党と日教組』(いずれも産経新聞出版)、『総理の誕生』(文藝春秋)、『政権交代の悪夢』(新潮新書)など。

加藤康子

加藤康子
産業遺産情報センター長

慶応大文学部卒。米ハーバード大ケネディスクール(公共政策大学院)で都市経済学修士課程(MCRP)修了。一般財団法人「産業遺産国民会議」専務理事。平成27年7月から令和元年7月まで内閣官房参与。2年3月から現職。

※ プロフィールは放送日2023.06.30時点の情報です

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