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週刊文春“安倍派裏金作り”記事の「悪意」

「岸田おろし」政局のキーマンは菅前首相か

2023.12.01 64分

≪櫻井よしこの対談後記≫
今夜は2人の政治部長、石橋文登さんと有元隆志さんがゲストでした。
政治資金の問題が浮上しています。石橋さんの解説は核心を突いていました。政治家が政治資金規正法を全く理解していないということです。あまりにも馬鹿すぎて、擁護する気もできないというのが石橋さんのコメントでした。
それに尽きると思います。

≪対談で語られた論点≫
1. 文春、萩生田記事「粉飾見出し」で中身なし
2. 安倍派「23億円裏金」作りは悪意の印象操作
3. 清和会は政治資金規正法を解っているのか
4. 上脇教授の政治資金告発の前に書いたのは「赤旗」
5. 検察から出た「立件方針」をメディアが前打ち記事
6. 検察のターゲットは派閥事務総長か事務総長経験者
7. 森本最高検刑事部長が狙うものは何?
8. 年内解散を意識した内閣改造の顔ぶれで、来年も戦うのか
9. 「岸田おろし」のキーマンは菅前首相か
10.総裁候補が乱立すれば岸田首相は勝てるか
11.来年は「ポスト岸田」ダークホースは誰
12.宏池会は汗をかかず身内で他派閥を論評する集団
13.小池都知事はどう動くか

石橋文登

石橋文登
政治ジャーナリスト・千葉工業大学特別教授

1966年福岡県生まれ。90年、京都大学農学部を卒業後、産経新聞社に入社。奈良支局、京都総局、大阪社会部を経て2002年に政治部に異動。政治部次長を経て、編集局次長兼政治部長などを歴任。2019年4月、同社を退社。6月から千葉工業大学審議役、2020年7月から特別教授。著書に「安倍『一強』の秘密」(飛鳥新社)、「国会議員に読ませたい敗戦秘話」(産経新聞出版、共著)、「『脱原発』が地方を滅ぼす」(産経新聞出版、共著)など多数。

有元隆志

有元隆志
産経新聞月刊「正論」発行人兼調査室長

1965年神奈川県生まれ。学習院大学法学部卒業、1989年産経新聞社入社。ワシントン特派員、政治部次長、編集局副編集長、政治部長を歴任。現在、フジサンケイグループの理論的支柱である月刊誌『正論』の発行人兼調査室長を務める。主な著書に「歴史戦」「日本共産党研究」(産経新聞出版、共著)など。

※ プロフィールは放送日2023.12.01時点の情報です

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