≪櫻井よしこの対談後記≫
期待に漏れず青山さんのお話は情熱的で知られざるエピソードに満ちていました。安倍総理が三選されてあと3年間首相の座にとどまるのは確実ですが、実際に総理および日本にとって重要な課題をこなすための時間は1年弱しかありません。来年7月の参議院選挙までに憲法改正を少なくとも発議し国民投票に入る準備を整えなければ難しいという分析です。消費増税の波などを考えると、本当に時間が限られているということを実感しました。一言で言うと、これからの1年、正確に言うと10ヵ月が日本の運命を決める勝負の時です。1人1人が日本国全体のことを考え、未来のために子供や孫の世代のために国の基盤をしっかりと整える時だと思います。次にもう1つ、大事な沖縄のことについて語り合いました。沖縄の複雑な実態を、青山さん、そして私、それぞれの経験と取材を通して議論をいたしました。他では聞いたことのないような特ダネが青山さんのお話に入っています。
≪対談で語られた論点≫
【北海道地震】
1.なぜ泊原発の再稼働が遅れているのか
2.バランスのとれた電力供給を目指せ!
【自民総裁選挙】
3.安倍首相に残されたのは実質10カ月
4.消費税は民度の高い国民に向いていない
5.難題を同時に進めてエネルギーを生む
6.国家観が同じことが安倍後継の条件
7.稲田朋美元防衛大臣も総裁候補の一人
8.国家観を示してから政治家になるべきだ
9.国家観を語れなければ世界には通用しない
10.ポスト安倍は菅首相、そして安倍外務大臣
11.茂木敏充は交渉役として米国が欲しがった
【沖縄知事選挙】
12.選挙予測は玉城デニーが大幅リード
13.翁長知事擁立を決めた中国㊙議事録を入手
14.玉城デニーの背後に広がる小沢一郎と共産党
15.沖縄の人種も言語も日本人と同じ
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青山繁晴
参議院議員
1952年兵庫県神戸市生まれ。慶應大学中退後、早稲田大学政治経済学部卒業。共同通信社へ入社し、官邸、自民党担当記者等を経て、ペルー日本大使館占拠事件で現地取材した後に退社。三菱総合研究所の研究員として、安全保障・外交から金融・経済など包括する国家戦略の立案に携わる。 2002年シンクタンク独立総合研究所を創立し、代表取締役兼主席研究員に就任した。TVタックルなどテレビ番組に出演多数。2016年7月参議院選挙比例区(自民)に立候補し当選した。著作に『ぼくらの祖国』、『ぼくらの真実』、『壊れた地球儀の直し方』など。
※ プロフィールは放送日2018.09.07時点の情報です