政界を引退した小泉純一郎元首相が、原発は即刻ゼロがいいと主張し始めました。根拠は核廃棄物の最終処分場が無いという点です。科学的な根拠はあるのか、本当にそうなのか、なぜ今なのだろうかと首をかしげますが、マスコミは大きく取り上げました。11月も終る頃、もう一人の男が小泉元首相からマスコミの主役の座を奪いました。猪瀬直樹東京都知事です。いつもはふんぞり返って会見するといわれる氏が、奇妙なほど大人しい態度で「5千万円は徳州会から個人な借入だ」と語りました。
ゲストの青山繁晴氏は共同通信時代に事件記者でも政治記者でもあり、その幅広い情報ネットワークで朝日新聞が猪瀬問題をスクープした11・22より約1ヶ月前の10・16に関西のテレビ番組で「徳洲会から現職の有名な知事に5千万円、元知事の有名な人に3億円が出ている」と予測しています。一方、櫻井キャスターは、2004年に道路公団民営化について書いた「権力の道化」で、民営化を推進した小泉首相と猪瀬民営化委員を、民営化に値しない「まやかしの民営化」をしたと鋭い批判を展開しています。このお二人に「小泉純一郎と猪瀬直樹」を徹底的に語り合っていただきたいというのが今回の企画です。
≪動画インデックス≫
1.小泉政権下で核のゴミを出し、福島を起こした日本が最終処分場が
見つからないから原発ゼロというのは恥ずべき発言だ!
2.小泉さんの博徒政治では丁と半の直感力だけで、国家には当てはまらない
3.小泉さんは問題を打ち上げるが、問題の本質は驚くほど分っていない
4.燃やすだけの輸入代は4兆円にも近付き、アベノミクスの足を引っ張る
5.安倍政権は小泉発言をきっかけに長期的なエネルギー戦略を示すべきだ!
6.10・26の番組で徳洲会から現職有名知事に5千万、
元有名知事に3億出ていると予測
7.捜査当局は9・26に焦って5千万円を返却したことで「犯意のある金」と考えた
8.捜査の見立ては徳洲会が欲しかった東京電力病院問題での便宜供与
9.都議会が終った後に特捜部若手は当然逮捕すべきだと考えている
10.道路公団民営化で猪瀬委員は新潮45編集長に
「櫻井よしこに書かせないでよ」と電話で圧力
11.捜査側と何も取引しないで辞める方が猪瀬さんの一番ましな道だ
12.徳田毅議員の逮捕で、次が猪瀬で、次が元知事をターゲットに入れたことになる
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青山 繁晴
(株)独立総合研究所・代表取締役社長
1952年兵庫県神戸市生まれ。慶應大学中退後、早稲田大学政治経済学部卒業。共同通信社へ入社し、官邸、自民党担当記者等を経て、ペルー日本大使館占拠事件で現地取材した後に退社。三菱総合研究所の研究員として、安全保障・外交から金融・経済など包括する国家戦略の立案に携わる。 2002年シンクタンク独立総合研究所を創立し、代表取締役兼主席研究員に就任した。2007年より近畿大学経済学部客員教授(国際関係論)、TVタックルなどテレビ番組に出演多数、著作に『ぼくらの祖国』、『激論でアベノミクスが解けた!』など。
※ プロフィールは放送日2013.12.06時点の情報です