過去の放送

Vol.83 一般公開

「河野談話は元々根拠がないので、えいや!で決めるしかなかった」
集団自衛権に挑む安倍首相の8年越しの決意は成就できるか?

2014.05.23 57分

 河野談話の元になったとされる慰安婦の聞き取り調査がいかに杜撰だったかを示す資料をスクープした産経新聞の阿比留瑠比記者に、スクープ取材の裏側、歴史問題で様々な誤報を報じながら無謬性の殻に閉じこもるメディア、歴史問題について安倍首相の考え方などお聞きするのが今回の対談の狙いです。阿比留記者は、第1次安倍政権から現在まで官邸キャップとして政治家安倍晋三の取材を続け、安倍首相が最も信頼する記者と言われます。日本を取り巻く状況は、「力で現状変更」を行う中国やロシア、北朝鮮の核開発、内向きの米国など大きく変わろうとしています。一層厳しさを増す安全保障環境に、安倍首相は集団的自衛権の限定容認に向けて憲法解釈の見直しに挑もうとしています。安倍首相の8年越しの決意は成就するのでしょうか? 阿比留記者の取材を通し見えてくる安倍首相の実像が、櫻井キャスターと阿比留記者の真摯なトークで明らかになります。

≪動画インデックス≫
 1.河野談話の元となった慰安婦聞き取り調査資料スクープ取材の裏側は?
 2.「えいや!と決めた」河野談話が歴史に禍根を残した
 3.慰安婦像撤去裁判を産経新聞以外はなぜ報道しないのか?
 4.歴史認識問題の発信源は常に朝日新聞など日本のメディアだ
 5.メディアはいつも無謬性の殻に閉じこもり、謝罪はしない
 6.集団的自衛権がなぜ徴兵制に結びつくのか?
 7.「赤旗」に登場する加藤紘一、古賀誠、野中広務は社会人として良識がない
 8.「世界」に論文を書く野田聖子総務会長は国際社会のリアルが分っていない
 9.公明党は突っ張っていても、最後にコロッと変わることがよくある
10.時代の風が後押しをする安倍外交
11.安倍首相の今後の課題は何か?

Edgeブラウザではスキップ機能を利用できない場合がございます。Chrome/Firefox/Safariブラウザではスキップが可能です。

プロバイダや使用場所によっては再生が途切れる場合がございます。動画が停止した場合、ブラウザの更新ボタンを押してください。

阿比留 瑠比

阿比留 瑠比
産経新聞政治部編集委員

1966年福岡県出身。早稲田大政経学部卒後、90年産経新聞入社。仙台総局、文化部生活班、社会部(遊軍、文部省、宮内庁、警視庁など担当)を経て98年7月より政治部。政治部では首相官邸、自由党、防衛庁、外務省など担当。第1次安倍内閣、鳩山内閣、菅内閣、野田内閣、第2次安倍内閣で官邸キャップ。著書に「決定版 民主党と日教組」「政権交代の悪夢」「破壊外交 民主党政権の3年間で日本は何を失ったか」「総理、あなたこそ復興の障害です 菅直人政権の大罪」など。

※ プロフィールは放送日2014.05.23時点の情報です

言論テレビ 会員募集中!

生放送を見逃した方や、再度放送を見たい方など、続々登場する過去動画を何度でも繰り返しご覧になることができます。
詳しくはこちら
Instagramはじめました フォローはこちらから

アップデート情報など掲載言論News & 更新情報

週刊誌や月刊誌に執筆したコラムを掲載闘うコラム大全集

  • 異形の敵 中国

    異形の敵 中国

    2023年8月18日発売!

    1,870円(税込)

    ロシアを従え、グローバルサウスを懐柔し、アメリカの向こうを張って、日本への攻勢を強める独裁国家。狙いを定めたターゲットはありとあらゆる手段で籠絡、法の不備を突いて深く静かに侵略を進め、露見したら黒を白と言い張る謀略の実態と大きく揺らぐ中国共産党の足元を確かな取材で看破し、「不都合な真実」を剔抉する。

  • 安倍晋三が生きた日本史

    安倍晋三が生きた日本史

    2023年6月30日発売!

    990円(税込)

    「日本を取り戻す」と叫んだ人。古事記の神々や英雄、その想いを継いだ吉田松陰、橋本左内、横井小楠、井上毅、伊藤博文、山縣有朋をはじめとする無数の人々。日本史を背負い、日本を守ったリーダーたちと安倍総理の魂と意思を、渾身の筆で読み解く。

  • ハト派の嘘

    ハト派の噓

    2022年5月24日発売!

    968円(税込)

    核恫喝の最前線で9条、中立論、専守防衛、非核三原則に国家の命運を委ねる日本。侵略者を利する空論を白日の下にさらす。 【緊急出版】ウクライナ侵略、「戦後」が砕け散った「軍靴の音」はすでに隣国から聞こえている。力ずくの独裁国から日本を守るためには「内閣が一つ吹っ飛ぶ覚悟」の法整備が必要だ。言論テレビ人気シリーズ第7弾!