過去の放送

Vol.11 一般公開

2014.08.01 45分

月刊『WiLL』花田紀凱編集長が、いま最も聞きたいことを聞きたい人に聞く新番組です。
8月1日金曜夜10時、第11回のゲストは、評論家の古谷経衡さんです。
「集団的自衛権の行使容認」反対派は、それが閣議決定されるまでの間、首相官邸前で連日デモを繰り広げました。「安倍しね」とプラカードを掲げた彼らは、そもそも現代の軍事を知っているのでしょうか。
若者が利用するLINEでは次のような出所不明のチェーン・ツイートが回覧されたと古谷さんはいいます。
「集団的自衛権ができたら子供は最低でも二年、自衛隊の訓練をしないといけなくなる! もしこの訓練期間中に戦争があったら戦場に行かないといけないんだって! 戦争が始まって反対しても間に合わない」
現代戦では「総力戦時代の遺物」となっている「徴兵制」におののき、その恐怖を煽り、「限定容認」である「集団的自衛権」を明日にも戦争だと騒ぐ。
一方、事実上の海兵隊機能である「水陸機動団」の導入には、集団的自衛権と同様、閣議決定されたにもかかわらず、無反応。
「戦争」について騒ぎながら、「総力戦時代の戦争イメージ」しか持っていない彼らのセンスを、若手論客が徹底分析します!

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古谷 経衡

古谷 経衡
ライター/著述家

1982年北海道生まれ。立命館大学文学部史学科卒業。ネットと「保守」、マスコミ問題、アニメ評論など、多岐にわたる分野で評論活動を行なっている。著書に『反日メディアの正体 「戦時体制」に残る病理』(KKベストセラーズ)、『ネット右翼の逆襲』『クールジャパンの嘘』(ともに総和社)、『ヘイトスピーチとネット右翼』(オークラ出版・共著)、『若者は本当に右傾化しているのか』(アスペクト)などがある。

※ プロフィールは放送日2014.08.01時点の情報です

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