10月２日金曜夜10時、第72回のゲストは、次世代の党・参議院議員の和田政宗さんです。
９月19日、安全保障関連法が成立しましたが、17日夜の参院平和安全法制特別委員会では法案採決において、自民党の大沼瑞穂参院議員が、民主党の津田弥太郎参院議員に後ろから羽交い締めされた上、引き倒されるなどの暴行を受け、けがをしました。
大沼氏が被害にあったのは、大混乱となった委員長席周辺ではありません。
和田さんはこの問題を、「映像が残っており、民主党の議員も近くで見ている。民主党としてどう対処するのか」と追及しています。
また、テレビニュースが当初、この問題を取り上げず、その後、「民主党議員、自民党女性議員を投げ飛ばす、ホント？」（テレ朝ニュース、2015年09月22日）などと報じたことについて、和田さんは厳しい批判をしています。
委員長席の混乱での負傷については双方言い分があるだろうが、大沼議員への暴行については、明らかな暴行事件だと指摘、この問題で処分をしない民主党は、女性の人権について語る資格はないとしています。
また、採決時、次世代の党など3党の付帯決議案読み上げの際に、民主党議員の暴力的行為によって案文を奪われ破かれる事件も起きていたという。
安保法成立において、いったい何が起こったのか。
詳しくお伺いします。

和田政宗
参議院議員・次世代の党幹事長

1974年10月14日、東京生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業(日本外交史)。1997年、アナウンサーとしてNHKへ入局。新潟局、帯広局、大阪局を経て2009年7月より仙台局に勤務。東日本大震災の報道や取材に携わる。2013年7月21日、第23回参議院議員選挙において、みんなの党公認で出馬し、宮城県選挙区で初当選。現在、次世代の党・幹事長。

※ プロフィールは放送日2015.10.02時点の情報です