過去の放送

Vol.373 一般公開

中国共産党100年と日本

2021.07.09 44分

令和3年7月9日金曜夜10時、第373回のゲストはジャーナリストで評論家の宮崎正弘さんです。
7月1日、北京の天安門広場で行われた中国共産党創建100年の祝賀大会には、7万人の参加者を集め、人民服を着た習近平党総書記(国家主席)が演説を行いました。
これについて宮崎さんはご自身のメールマガジンで次のように触れています。
〈「偉大なる中華民族」「共産党なくして中国人民の栄光と繁栄はなかった」「貧困問題を解決した」「共産党の使命は台湾統一である」「中国共産党バンザイ」と壱時間かけての無内容な長演説。強制動員された「聴衆」の多くが居眠りをしていた。
一点だけ注目したのは毛沢東、トウ小平、江沢民、胡錦涛を並べたなかに、周恩来、劉少奇、朱徳、陳雲の名前を挙げて評価したことだ。いずれも毛沢東の政敵である〉(「宮崎正弘の国際情勢解題」令和3年7月2日)
同日、香港の繁華街コーズウェイベイ(銅鑼湾)で、警官が男に刃物で刺されて重傷。男は警官を刺した後、自分の胸を刺して病院に搬送されたが、死亡したということです。
中国を知り尽くす宮崎さんに、中国共産党100年、香港・台湾、そして中国共産党と日本について伺います。

Edgeブラウザではスキップ機能を利用できない場合がございます。Chrome/Firefox/Safariブラウザではスキップが可能です。

プロバイダや使用場所によっては再生が途切れる場合がございます。動画が停止した場合、ブラウザの更新ボタンを押してください。

宮崎正弘

宮崎正弘
ジャーナリスト・評論家

昭和21(1946)年、石川県金沢生まれ。早稲田大学中退。「日本学生新聞」編集長、雑誌『浪曼』企画室長を経て、貿易会社を経営。昭和57(1982)年、『もうひとつの資源戦争』(講談社)で論壇デビュー。国際政治、経済などをテーマに独自の取材で情報を解析する評論を展開。中国ウォッチャーとしても知られ、全33省を踏破、近年はアジア諸国の取材に集中している。 主な著書に、『吉田松陰が復活する!』(並木書房)、『台湾烈烈』(ビジネス社)、『「中国の時代」は終わった』(海竜社)、『こう読み直せ! 日本の歴史」(ワック)、最新刊に『WORLD RESET 2021』(ビジネス社)など。

※ プロフィールは放送日2021.07.09時点の情報です

言論テレビ 会員募集中!

生放送を見逃した方や、再度放送を見たい方など、続々登場する過去動画を何度でも繰り返しご覧になることができます。
詳しくはこちら

アップデート情報など掲載言論News & 更新情報

  • 異形の敵 中国

    異形の敵 中国

    2023年8月18日発売!

    1,870円(税込)

    ロシアを従え、グローバルサウスを懐柔し、アメリカの向こうを張って、日本への攻勢を強める独裁国家。狙いを定めたターゲットはありとあらゆる手段で籠絡、法の不備を突いて深く静かに侵略を進め、露見したら黒を白と言い張る謀略の実態と大きく揺らぐ中国共産党の足元を確かな取材で看破し、「不都合な真実」を剔抉する。

  • 安倍晋三が生きた日本史

    安倍晋三が生きた日本史

    2023年6月30日発売!

    990円(税込)

    「日本を取り戻す」と叫んだ人。古事記の神々や英雄、その想いを継いだ吉田松陰、橋本左内、横井小楠、井上毅、伊藤博文、山縣有朋をはじめとする無数の人々。日本史を背負い、日本を守ったリーダーたちと安倍総理の魂と意思を、渾身の筆で読み解く。

  • ハト派の嘘

    ハト派の噓

    2022年5月24日発売!

    968円(税込)

    核恫喝の最前線で9条、中立論、専守防衛、非核三原則に国家の命運を委ねる日本。侵略者を利する空論を白日の下にさらす。 【緊急出版】ウクライナ侵略、「戦後」が砕け散った「軍靴の音」はすでに隣国から聞こえている。力ずくの独裁国から日本を守るためには「内閣が一つ吹っ飛ぶ覚悟」の法整備が必要だ。言論テレビ人気シリーズ第7弾!