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Vol.435 一般公開

安倍総理「国葬」は当然だ

2022.09.16 44分

令和4年9月16日金曜夜10時、第435回のゲストは夕刊フジ政治部長の矢野将史さんです。
矢野さんは、安倍晋三元総理の夕刊フジ連載を第一回から担当し、間近で安倍元総理を見てきた記者の一人です。安倍元総理が自民党幹事長代理時代の2004年末、雑談中に「連載コラムをやってみませんか?」と提案、その場で連載が決まったといいます。その連載初回は、朝日新聞の「NHK『慰安婦』番組改変」「中川昭 安倍 『内容に偏り』」「前日、幹部呼び指摘」という記事に、「捏造記事だ」と真っ向反論する内容でした。
安倍元総理の国葬儀は27日に日本武道館で行われます。
立憲民主党の蓮舫氏、辻元清美氏は国葬儀の案内の写真つきで、ツイッターに次のように投稿し、欠席を表明しました。
蓮舫氏〈閣議決定だけで時の政権が国葬を決める、国権の最高機関たる国会を無視したこの決め方に反対です。欠席します。〉
辻元氏〈内閣府設置法の「国の儀式」は今まで憲法7条による天皇の国事行為のみ。そこに安倍元総理の葬儀を加えるのか。人の「死」は平等です。コロナで亡くなりご葬儀もできない方もいる。また安倍元総理は統一教会と深い関係があったのでは?でも調査もせず全額国費「国葬儀」? 納得いかない。欠席します。〉
立憲民主党の泉健太代表は、岸田文雄首相が出席して8日に行われた国会閉会中審査での質疑の最後に「首相から納得できる答えは得られなかった」として、改めて国葬への反対を表明。泉氏は、国葬の実施を「法的に瑕疵がある」とまで言及しましたが、出欠については、審議後も記者団に「今後の状況、(政府の)姿勢による」と語り、あやふやな姿勢に終始しています。
岸田首相は国会閉会中審査で、安倍元総理に対して約260の国・地域と機関から1700件以上の弔意メッセージが寄せられたと説明し、「日本国として礼節をもって応え、安倍氏が培った外交的遺産を引き継ぐ」と強調。また、国葬に出席するため、米国のハリス副大統領やインドのモディ首相、オーストラリアのアルバニージー首相、カナダのトルドー首相ら各国首脳が来日することも明らかにしました。
矢野さんに安倍元総理のこと、国葬儀の意味について伺います。

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矢野将史

矢野将史
夕刊フジ政治部長

※ プロフィールは放送日2022.09.16時点の情報です

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