過去の放送

Vol.448 一般公開

公明党よ、どこへ行く

2022.12.16 48分

令和4年12月16日金曜夜10時、第448回のゲストは産経新聞論説委員兼政治部編集委員の阿比留瑠比さんです。
旧統一教会問題の被害者を救済する法案が10日に成立する見通しです。花田編集長は産経新聞の連載で、この間の公明党について次のように述べています。
〈信教の自由に関わる重大な問題であるにもかかわらず、「統一教会問題」に対して創価学会、公明党は腰の引けた対応を取り続けてきた。厳しく批判するでもなく、同じ新興宗教として統一教会を擁護するでもない(できない)。
要は自分の身に火の粉が振りかかってくるのをひたすら恐れていたのだ〉(花田紀凱の週刊誌ウォッチング「(901)週刊誌のホコ先が創価学会に」、産経ニュース11月27日)
まず、旧統一教会の被害者救済法案と公明党について、阿比留さんにお伺いします。
また、防衛費増額、安保三文書に関する自民党と公明党の違いについても伺います。
岸田文雄総理は防衛費増額のために最大で年1兆円の国民負担を明言しました。これに自民党の萩生田政調会長が疑問を呈したのに対し、公明党の山口代表は「国債は将来世代に負担が回るため、きょうの総理の指示の趣旨に合わない」などと国債を財源とすることには否定的な考えを示しているということです。
中国が日本のEEZ内にミサイルを撃ち込んだことについては、政府が「国家防衛戦略」で「わが国および地域住民に脅威と受け止められた」と記述している点に、公明党は、外交上好ましくないとして削除するよう求めているということです(12月9日、NHK)。
中国による「台湾有事」が近いと言われる中、公明党はいったい何を考えているのでしょうか。阿比留さんに伺います。

Edgeブラウザではスキップ機能を利用できない場合がございます。Chrome/Firefox/Safariブラウザではスキップが可能です。

プロバイダや使用場所によっては再生が途切れる場合がございます。動画が停止した場合、ブラウザの更新ボタンを押してください。

阿比留瑠比

阿比留瑠比
産経新聞論説委員兼政治部編集委員

1966年、福岡県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。90年、産経新聞社入社。仙台総局、文化部、社会部を経て、98年から政治部。首相官邸、自由党、防衛庁、自民党、外務省などを担当し、首相官邸キャップ、外務省兼遊軍担当などを歴任。2013年、政治部編集委員。15年、論説委員兼政治部編集委員。 著書に『だから安倍晋三政権は強い』『偏向ざんまい GHQの魔法が解けない人たち』『破壊外交 民主党政権の3年間で日本は何を失ったか』『決定版 民主党と日教組』(いずれも産経新聞出版)、『総理の誕生』(文藝春秋)、『政権交代の悪夢』(新潮新書)など。

※ プロフィールは放送日2022.12.16時点の情報です

言論テレビ 会員募集中!

生放送を見逃した方や、再度放送を見たい方など、続々登場する過去動画を何度でも繰り返しご覧になることができます。
詳しくはこちら

アップデート情報など掲載言論News & 更新情報

  • 異形の敵 中国

    異形の敵 中国

    2023年8月18日発売!

    1,870円(税込)

    ロシアを従え、グローバルサウスを懐柔し、アメリカの向こうを張って、日本への攻勢を強める独裁国家。狙いを定めたターゲットはありとあらゆる手段で籠絡、法の不備を突いて深く静かに侵略を進め、露見したら黒を白と言い張る謀略の実態と大きく揺らぐ中国共産党の足元を確かな取材で看破し、「不都合な真実」を剔抉する。

  • 安倍晋三が生きた日本史

    安倍晋三が生きた日本史

    2023年6月30日発売!

    990円(税込)

    「日本を取り戻す」と叫んだ人。古事記の神々や英雄、その想いを継いだ吉田松陰、橋本左内、横井小楠、井上毅、伊藤博文、山縣有朋をはじめとする無数の人々。日本史を背負い、日本を守ったリーダーたちと安倍総理の魂と意思を、渾身の筆で読み解く。

  • ハト派の嘘

    ハト派の噓

    2022年5月24日発売!

    968円(税込)

    核恫喝の最前線で9条、中立論、専守防衛、非核三原則に国家の命運を委ねる日本。侵略者を利する空論を白日の下にさらす。 【緊急出版】ウクライナ侵略、「戦後」が砕け散った「軍靴の音」はすでに隣国から聞こえている。力ずくの独裁国から日本を守るためには「内閣が一つ吹っ飛ぶ覚悟」の法整備が必要だ。言論テレビ人気シリーズ第7弾!