令和５年５月５日金曜夜10時、第468回のゲストは評論家の三浦小太郎さんです。
立憲民主党の小西洋之参院議員は、３月29日、週１回の開催が定着している衆院憲法審査会を念頭に「毎週開催は憲法のことなんか考えないサルがやることだ」「何も考えていない人たち、蛮族の行為だ。野蛮だ」とも述べ、４月11日になって小西議員は党の参議院政策審議会長を辞任しました。
しかし、立憲民主党の泉健太代表は４月28日に党本部で行われた憲法対話集会で、「憲法審査会は改憲のための会ではない。改憲が必要なのか、法律で対応可能か、あるいは改憲が必要でも民主国家にふさわしいのか、丁寧に精査するのが論憲の姿勢だ」と述べ、憲法改正には後ろ向きです。
憲法審査会は、平成19（2007）年８月７日から国会法に基づき衆参両院に設置されています。
産経新聞社とＦＮＮが４月22日、23日に行った合同世論調査では、憲法改正への賛成が５割を超え、反対を上回りました。ウクライナ戦争が実際に起こり、中国が台湾の武力統一も放棄しないと公言する中、現在の日本国憲法のままで日本の主権、領土領海領空、日本国民の生命と財産は守られるのか、と考える国民も多くなってきています。
現在の日本国憲法ではどこが駄目なのか、三浦小太郎さんにお伺いします。

三浦小太郎
評論家

1960年東京生まれ。 90年代から北朝鮮の人権問題や脱北者の支援活動などに参加。 『諸君!』『月刊日本』『正論』『別冊宝島』等に執筆。 著書に『嘘の人権 偽の平和』『収容所での覚醒 民主主義の堕落』（共に高木書房）、『渡辺京二』（言視舎）、日本ウイグル協会との共著に『日本人になったウイグル人たちに中国がやっていること』（産経新聞出版）など。

※ プロフィールは放送日2023.05.05時点の情報です