令和５年６月16日金曜夜10時、第474回のゲストは嘉悦大学教授の髙橋洋一さんです。
いわゆる「ＬＧＢＴ法案」が６月９日に衆院内閣委員会で可決されました。
産経新聞は次のように報じています。
〈審議と採決の日程が先に決まり、前日の８日になって自民党が日本維新の会に修正協議を打診し、維新と国民民主党の案を事実上丸のみした〉（「ＬＧＢＴ法案、早期採決ありきの首相 一夜漬けで修正」2023年６月９日）
８日の日には自民党の和田政宗議員がツイッターで次のようにつぶやきました。
〈LGBT法案。維新国民案との修正協議との報道があるが、維新国民案は、元は自民党の会議で参加議員から提案があった内容とほぼ同様。
その時は、一字一句修正しないと役員は強引に進めたのに今、修正協議とは、我が党議員の意見を否定したことはどうするのか。
懸念の声への議論も尽くされず滅茶苦茶だ〉（和田政宗氏ツイッター）
自民党内、また自民党の岩盤支持層からも反対の声が大きい中で、採決を強硬に推し進め、自民党内の亀裂が深まっています。
安倍総理亡き後の自民党はどういう状況なのか、今後、ＬＧＢＴ法案や「増税」はどうなっていくのか。伺います。
髙橋洋一
嘉悦大学教授
(株)政策工房会長、嘉悦大学教授。1955 年、東京都生まれ。東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。80 年、 大蔵省(現・財務省)入省。大蔵省理財局資金企画室長、プリンス トン大学客員研究員、内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)、 内閣参事官(首相官邸)などを歴任。小泉純一郎内閣・第1次安倍晋三内閣で経済政策のブレーンとして活躍。著書に『さらば財務 省!』(講談社、第 17 回山本七平賞受賞)、『マスコミと官僚の「無知」と「悪意」』『日経新聞と財務省はアホだらけ』（田村秀男氏との共著、共に産経新聞出版）、『「消費増税」は嘘ばかり』 (PHP新書) 、『図解 統計学超入門』（あさ出版）など多数。
※ プロフィールは放送日2023.06.16時点の情報です
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