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Vol.497 会員限定

岸田政権と財務省

2023.11.24 45分

令和5年11月24日金曜夜10時、第497回のゲストは産経新聞論説委員兼政治部編集委員の阿比留瑠比さんです。
鈴木俊一財務相は11月8日の衆院財務金融委員会で、岸田文雄首相が「還元する」とした税収増分は使用済みで「政策的経費や国債の償還に既に充てられてきた」と述べました。「還元」の原資はないと述べたわけです。
岸田首相は令和4年度までの2年間で所得税と住民税の税収が約3・5兆円増えたことを踏まえて「税収増を分かりやすく国民に税の形で直接還元する」と述べています。
また、財務省に近い自民党の宮沢洋一税調会長は日経新聞のインタビューで「それは還元ではない」と述べています。宮沢税調会長は岸田首相のいとこです。
岸田政権は財務省に近い政権とこれまで見られてきたため、財務省がはしごを外したという見方もあります。いったい何が起こっているのでしょうか。
安倍晋三元首相は「回顧録」で、「財務省と、党の財政再建派議員がタッグを組んで、『安倍おろし』を仕掛けることを警戒していた」「増税先送りの判断は、必ず選挙とセットだった。そうでなければ、倒されていた」など述べていますが、安倍氏は阿比留さんに対してこれまで財務省について多くを語ってこられました。
政権運営と財務省、岸田政権の現状について伺います。
また、11月16日(日本時間17日)に岸田文雄首相は中国の習近平国家主席と日中首脳会談を行いました。岸田政権の対中外交についてもお伺いします。

阿比留瑠比

阿比留瑠比
産経新聞論説委員兼政治部編集委員

1966年、福岡県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。90年、産経新聞社入社。仙台総局、文化部、社会部を経て、98年から政治部。首相官邸、自由党、防衛庁、自民党、外務省などを担当し、首相官邸キャップ、外務省兼遊軍担当などを歴任。2013年、政治部編集委員。15年、論説委員兼政治部編集委員。 著書に『だから安倍晋三政権は強い』『偏向ざんまい GHQの魔法が解けない人たち』『破壊外交 民主党政権の3年間で日本は何を失ったか』『決定版 民主党と日教組』(いずれも産経新聞出版)、『総理の誕生』(文藝春秋)、『政権交代の悪夢』(新潮新書)など。

※ プロフィールは放送日2023.11.24時点の情報です

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