過去の放送

Vol.15 一般公開

2014.08.29 45分

8月29日金曜夜10時、第15回のゲストは、評論家の西村幸祐さんです。
朝日新聞は8月5日、6日に慰安婦問題での「誤報」を認めました。普段、朝日は企業の不祥事で記者会見を求めますが、外交問題にまで発展した自身の誤報については、社長の記者会見も謝罪もありません。国連でも「強制連行」が定着するおおもととなった「誤報」を、朝日新聞は電子版に英訳を掲載したものの、海外に向けて撤回し、正す努力をしていません(8月22日時点)。
2007年、米下院で慰安婦問題の対日非難決議がなされる前、西村さんはすぎやまこういちさん、櫻井よしこさんなど五人の有志で構成する「歴史事実委員会」の一員として、ワシントン・ポストに意見広告「THE FACTS」(2007年6月14日)を出稿しました。
朝日は海外で定着した誤報をどう正すべきか。朝日の責任を追及します。
また、8月19日づけの米ワシントン・ポスト電子版が、韓国ロビーの米国での活動とそれに迎合する政治家を批判する社説を掲載しました。バージニア州で日本海の名称を韓国が主張する「東海」に替えて州の教科書に併記することを義務づけたり、慰安婦に関する石碑を地方庁舎の庭園に設置したりする動きが相次いだことに対して、地元の政治家の韓国系有権者に対する「過剰な迎合」だと批判しています。
すでに日韓から日米問題の様相を呈してきた、アメリカに拡がってしまった慰安婦問題についてもお伺いします。

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西村 幸祐

西村 幸祐
評論家/ジャーナリスト

1952年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科中退。在学中より『三田文学』の編集を担当。音楽雑誌やコピーライターを経て、80年代後半よりF1などの取材、執筆活動へ。日韓W杯を機に拉致問題、歴史問題の取材、評論を展開。『撃論ムック』『ジャパニズム』を創刊、編集長を歴任。現在、アジア自由民主連帯協議会副会長。著書に『マスコミ堕落論』(青林堂)など。

※ プロフィールは放送日2014.08.29時点の情報です

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