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[特番]直前予想!石丸VS蓮舫“2番”の争い

「共産党」目立ち過ぎで小池“漁夫の利”勝利か

2024.07.05 93分

≪櫻井よしこ対談後記≫
 都知事選挙は小池さんの三選がほぼ決まりですが、2位争いが熾烈です。
 石丸さんが予想外の善戦をして、蓮舫さんをしのぐ勢いです。いわば無名の候補者がここまで善戦しているのがネット選挙の特徴でしょうか。
 もし100万票以上取れば、それは公明党や共産党の東京都における基礎票を上回ることになります。石丸さんの主張は、きっぱりした表現で展開されます。そのきっぱりぶりが受けるのでしょう。
 けれども政策の実現性については疑問が残ります。小池さんがいいと言うつもりもありません。蓮舫さんの共産党との共闘ぶりには嫌気がさしています。それでも石丸さんの主張には違和感を感じます。
 もっと落ち着いた雰囲気の中で候補者について考えたいと思いますが、それが許されないのが現代でしょう。ネット世界にルールが必要なのは明らかです。

≪対談で語られた論点≫
【第一部】直前予想!小池VS蓮舫VS石丸首都決戦
 1.石丸氏VS蓮舫氏 “2位”争いが熾烈
 2.石丸票は行き場のない票
 3.石丸斬新選挙スタイル
 4.鳥羽博道ドトール名誉会長など応援する人々
 5.蓮舫氏の共産べったりで小池都知事が“漁夫の利”勝利か
 6.小池都知事の体力の衰えが目立つ
 7.小池3選ならば学歴詐称はピリオド?
 8.小池氏は総理になれるチャンスがあれば元気になる?
 9.都議補選は自民が8議席中3議席か

【第二部】安倍元総理の3回忌に誓う
 1.一番必要とされる時期に一番必要な人を失った
 2.安倍さんの遺志を継ぐといって何もしない岸田不人気
 3.信のない政治家に憲法改正はできない

【第三部】総裁の「器」がいない総裁選
 1.「父親」の枠の中にいる河野、小泉はダメ
 2.菅氏は最後の最後までカードを出さない
 3.菅氏と武田良太氏は一緒に動く
 4.高市氏は「安倍さんの遺志を継ぐ」と言える立場
 5.「若手」小林鷹之氏を擁立する支援態勢

石橋文登

石橋文登
政治ジャーナリスト・千葉工業大学特別教授

1966年福岡県生まれ。90年、京都大学農学部を卒業後、産経新聞社に入社。奈良支局、京都総局、大阪社会部を経て2002年に政治部に異動。政治部次長を経て、編集局次長兼政治部長などを歴任。2019年4月、同社を退社。6月から千葉工業大学審議役、2020年7月から特別教授。著書に「安倍『一強』の秘密」(飛鳥新社)、「国会議員に読ませたい敗戦秘話」(産経新聞出版、共著)、「『脱原発』が地方を滅ぼす」(産経新聞出版、共著)など多数。

※ プロフィールは放送日2024.07.05時点の情報です

有元隆志

有元隆志
産経新聞特別記者

1965年神奈川県生まれ。学習院大学法学部卒業、1989年産経新聞社入社。ワシントン特派員、政治部次長、編集局副編集長、政治部長、フジサンケイグループの理論的支柱である月刊誌『正論』の発行人兼調査室長を歴任。主な著書に「歴史戦」「日本共産党研究」(産経新聞出版、共著)など。

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阿比留瑠比

阿比留瑠比
産経新聞論説委員兼政治部編集委員

1966年、福岡県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。90年、産経新聞社入社。仙台総局、文化部、社会部を経て、98年から政治部。首相官邸、自由党、防衛庁、自民党、外務省などを担当し、首相官邸キャップ、外務省兼遊軍担当などを歴任。2013年、政治部編集委員。15年、論説委員兼政治部編集委員。 著書に『だから安倍晋三政権は強い』『偏向ざんまい GHQの魔法が解けない人たち』『破壊外交 民主党政権の3年間で日本は何を失ったか』『決定版 民主党と日教組』(いずれも産経新聞出版)、『総理の誕生』(文藝春秋)、『政権交代の悪夢』(新潮新書)など。

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