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Vol.536 会員限定

自民党総裁選 何を見るべきか

2024.08.23 44分

令和6年8月23日金曜夜10時、第536回のゲストは夕刊フジ編集長の矢野将史さんです。
岸田文雄首相は8月14日の午前、会見を開き、9月に行われる自民党総裁選に立候補しない意向を示しました。
岸田首相は記者会見で「自民党が変わることを示す最も分かりやすい最初の一歩は、私が身を引くこと」と述べました。
また、岸田政権の成果について次のように語りました。
〈総理、総裁としての3年間、30年続いたデフレ経済に終止符を打つ、そのために、新しい資本主義の下、賃上げと投資促進のアニマルスピリッツを官民連携で復活させる。AI(人工知能)時代における電力需要の大幅増加やGX(グリーン・トランスフォーメーション)に対応するために、カーボンプライシング、GX経済移行債の導入、原発再稼働、新型革新炉の設置など、エネルギー政策を転換する。待ったなしの少子化に対応するために、3.6兆円の大規模な少子化対策を実行する。国際社会の複雑化・困難化に対応して、5年で43兆円、防衛力を抜本的に強化する。強固な日米関係を基礎に、G7広島サミットの開催、NATO(北大西洋条約機構)首脳会合やキャンプ・デービッドでの首脳会合への出席などを通じて、分断が進む国際社会において、協調に向けた国際的な議論をリードするとともに、日韓関係の改善、グローバルサウスとの関係強化など、外交を多角的に展開する。このように、多くの皆様の御協力によって、大きな成果を上げることができたと自負をしております〉
岸田政権の成果と今回立候補しなかった理由についてまず伺います。
また、これを受けて総裁選立候補の動きが活発化しています。
高市経済安全保障担当大臣、齋藤経済産業大臣、茂木敏充幹事長、小泉進次郎元環境大臣、河野太郎デジタル大臣、石破茂元幹事長など多くの名前が挙がっています。
さらに、加藤勝信元官房長官や上川陽子外務大臣に立候補への動きが見られるとの報道や、小林鷹之前経済安全保障担当大臣は、週明けにも記者会見して立候補を表明する方向で調整に入ったと報じられています。
自民党総裁選において、国民は何を見ればいいのか。
矢野編集長に伺います。

矢野将史

矢野将史
夕刊フジ編集長

※ プロフィールは放送日2024.08.23時点の情報です

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