過去の放送

Vol.21 一般公開

2014.10.10 42分

10月10日金曜夜10時、第21回のゲストは、国際大学グローコム客員教授の青柳武彦さんです。
朝日新聞が長年にわたって誤報を放置してきた結果、国連・人権委員会の「クマラスワミ報告書」や「マクドゥーガル報告書」は、慰安婦問題について事実無根の話に立脚して日本を厳しく非難。日本政府が十分な対応ができない場合には国連全体の問題にする、とまで言っています。
青柳さんは、従来どおりの事を荒立てない「大人の」対応姿勢のままでは、次は南京虐殺問題が取り上げられる、日本は「大騒ぎ」する必要があると言います。
その「大騒ぎ」とは、国連に対して「クマラスワミ報告書」と「マクドゥーガル報告書」の撤回と謝罪。
国連における日本の「通常予算」の分担金は2000年度には20%を超えていました。その後のGNPの凋落と低迷により徐々に下がり、2014年度は約11%の約2億7700万ドル。それでも米国に次いで第2位で、第1位の米国の約半分です。
にもかかわらず、国連憲章第53条および第107条により、日本はいまだ"敵国"扱い。
日本は、国連を脱退するくらいの覚悟で、クマラスワミ報告書などの撤回と謝罪を求めるべきだと青柳さんは言います。
国連の仕組みとともに、日本のとるべき方策を考えます。

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青柳 武彦

青柳 武彦
国際大学グローコム客員教授

学術博士(中央大学)、国際大学グローコム客員教授(元教授)。1958年、東京大学経済学部卒、伊藤忠商事に入社。85〜96年、日本テレマティーク社長、会長。1995〜2006年、国際大学グローコム副所長・教授。著書は『情報化時代のプライバシー研究』『個人情報「過」保護が日本を破壊する』『サイバー監視社会』など多数。

※ プロフィールは放送日2014.10.10時点の情報です

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