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Vol.546 会員限定

緊急特番 生出演!萩生田光一の決意

第二部 自民大惨敗!石破首相は退陣せよ

2024.11.01 118分

≪櫻井よしこの対談後記≫
 今夜は激しい選挙戦を乗り越えて国会に戻ってきた萩生田光一さんをお迎えしました。選挙は厳しく、地獄の淵を見たような気持ちだったそうです。
 石破自民党への恨みつらみは語りませんでしたが、孤立無援の選挙戦の中で、萩生田さんは一回り大きくなったような気がします。
 これまで自分が最前線に立つことを控えてきた萩生田さんが、政治家としてのこれからの時間の中で悔いのないように動こうと決意を固めたと語りました。安倍総理が後継者にと思い定めた萩生田さんが、本気になってきたような気がします。
 第二部の政治部長経験者3人の語らいはいまのままの自民党では潰れてもしょうがない、むしろ国民民主の玉木代表が総理になってもいいのではないかという話さえ出ました。玉木さんにガッツがあればチャンスだと思います。
 自民党は本来の自民党ではもはやありません。けれど立憲民主にも国民の支持は集まっていません。選挙区での得票はむしろ減っています。朝日新聞のほめるようなことばかりしようとする石破政権ではもたないことがはっきりしました。

≪対談で語られた論点≫
【第一部】萩生田光一生出演!「混迷自民党をいかに立て直すか」
 1.無所属の挑戦!逆風選挙戦を斯く戦えり
 2.櫻井よしこが初めての選挙応援に走る
 3.「活動家」たちの妨害と罵声に耐える
 4.「2千万円はありがた迷惑」動画に1千五百万回のアクセス
 5.なぜ自民は当選後の萩生田氏に党籍を認めないのか
 6.朝日、産経両紙から「石破首相は職を辞すべきだ」  
 7.萩生田氏が目指す「自民党をいかに立て直すか」
 8.石破首相は予算、補正予算で政策を見せるべきだ
 9.安倍総理の考え方を継ぐ人や高市氏とも連携を取りたい .
10.「最良の№2」から脱皮し自ら「前面に出る」決意
11.若い政治家は後ろ姿で育つ=萩生田氏が総理になること
12.近道しグリーン切符で政治家になってはいけない
13.「非公認」=手足縛られ海に投げられ向岸まで泳げ
14.萩生田氏が気になるテーマは「安保」「経済」


【第二部】政治部長の論陣「石破首相は退陣せよ!」
 1.萩生田光一に何を期待するか
 2.「ルールを守る」と公言した石破自身が「ルールを破る」 
 3.石破首相は両院総会での萩生田怖さに「会派」扱い
 4.「103万円の壁」で林官房長官は財務省のオウム返し
 5.比例投票で20代若者は国民民主26%で最大
 6.玉木代表はカッコ好いことを言わず連立を目指せ
 7.立憲は議席を増やしたが国民の支持が増えていない
 8.自民は公明との関係を見直す良いタイミング
 9.玉木代表が首相を狙うなど強気に出ない理由
10.権力にしがみつく石破首相は菅直人氏と生き写し
11.3月に高市、萩生田らの政治勢力を結集し衆参ダブル選挙
12.一本気で長老が嫌う高市早苗氏が究極の女神になるか

萩生田光一

萩生田光一
衆議院議員

1963年東京都生まれ。明治大学卒業。大学在学中より政治の世界に入り、27歳で八王子市議会議員に当選、37歳で東京都議会議員に当選した。40歳で衆議院議員初当選、自民党青年局長や文部科学大臣政務官、官邸と自民党をつなぐパイプ役である自民党筆頭副幹事長兼党総裁特別補佐、内閣官房副長官、自民党幹事長代行、文部科学大臣、経済産業大臣を歴任。

※ プロフィールは放送日2024.11.01時点の情報です

石橋文登

石橋文登
政治ジャーナリスト・千葉工業大学特別教授

1966年福岡県生まれ。90年、京都大学農学部を卒業後、産経新聞社に入社。奈良支局、京都総局、大阪社会部を経て2002年に政治部に異動。政治部次長を経て、編集局次長兼政治部長などを歴任。2019年4月、同社を退社。6月から千葉工業大学審議役、2020年7月から特別教授。著書に「安倍『一強』の秘密」(飛鳥新社)、「国会議員に読ませたい敗戦秘話」(産経新聞出版、共著)、「『脱原発』が地方を滅ぼす」(産経新聞出版、共著)など多数。

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有元隆志

有元隆志
産経新聞特別記者

1965年神奈川県生まれ。学習院大学法学部卒業、1989年産経新聞社入社。ワシントン特派員、政治部次長、編集局副編集長、政治部長、フジサンケイグループの理論的支柱である月刊誌『正論』の発行人兼調査室長を歴任。主な著書に「歴史戦」「日本共産党研究」(産経新聞出版、共著)など。

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平井文夫

平井文夫
元フジテレビ報道局上席解説委員

フリージャーナリスト兼政治評論家。フジテレビ客員解説委員。夕刊フジ「ニュース裏表」、月刊正論「平井文夫の聞かねばならぬ」を連載中。

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