10月17日金曜夜10時、第22回のゲストは、参議院議員の片山さつきさんです。
朝日新聞の虚偽報道が、国際的な情報メディアのソースになったり、国連のクマラスワミ報告などに取り上げられて、そのままになっています。
クマラスワミ報告書をはじめとする様々な国際政治の場の文書は、そのために配布される文書の事実性を確認することなく添付されることが多いと片山さんは懸念します。
そして、朝日新聞の虚偽の記事が、クマラスワミ報告書などがまとまる過程でどのように参考にされたのか、それを突き止めなければならない。そして日本の名誉のために、それに反駁していかなければならないといいます。
また、朝日新聞が慰安婦問題で誤報を認めたということは、吉田調書の誤報と比較して海外にあまり伝わっていないともいいます。海外の方にとっては慰安婦問題はわかりにくいのでしょうか。
外交・経済連携本部国際情報検討委員会の委員長代行を務める片山さつきさん。
広報文化外交の拠点となるジャパンハウスを世界主要都市に創設するということですが、ジャパンハウス予算は、対外情報発信5百億円のうち、約5０億円にすぎず、箱物建設費ではなく、借料約５億円や内装等と運営費のようだと片山さんは言います。
有効な対外情報発信のあり方についてもお伺いします。

片山 さつき
参議院議員

自民党参議院議員。参議院外交防衛委員長。1959年、埼玉県浦和市(現・さいたま市)生まれ。東京大学法学部卒業後、フランス国立行政学院(ENA)修了。1982年大蔵省(現・財務省)入省、女性初の主計局主計官などを歴任。2005年の衆議院議員選挙で初当選し、経済産業大臣政務官、自民党広報局長を務める。2010年に全国区参議院議員(自民党トップ当選)に復帰。

※ プロフィールは放送日2014.10.17時点の情報です