２月６日金曜夜10時、第38回のゲストは、オオコシセキュリティコンサルタンツでアドバイザーを務める和田大樹さんです。
国際政治学、国際安全保障論がご専門で、東京財団などで研究業務に従事されてきた和田さん。
現在は、グローバル化と情報技術（IT）の発展が生み出す様々なリスクに対処し、企業・個人の安全と財産を守るためのセキュリティ・コンサルタント会社でアドバイザーをされています。
過激組織「イスラム国」による日本人殺害脅迫事件。
矢継ぎ早にネットを駆使した宣伝活動や要求がなされていますが、これを日本人はどのように見ればよいのか。
いったい彼らは何を目指しているのか。
なぜ「イスラム国」は多国籍集団なのか。
なぜ欧米の若者は「イスラム国」を目指すのか。
「イスラム国」の戦略はどういうものか。
彼らの財政状況はどのようになっているのか。
もともと「見えにくい脅威」だった彼らが領域を持ち、現在は「見える脅威」となった「イスラム国」。ただし、国際社会の「イスラム国」への圧力が増し、軍事的な掃討作戦をしたとしても、「見えにくい脅威」として国際社会の前に存在することになると和田さんは言います。
グローバル化のリスクと日本が対処すべき問題について伺います。
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和田 大樹
セキュリティコンサルタント
オオコシセキュリティコンサルタンツ・アドバイザー。1982年４月、岡山県倉敷市生まれ。専門は国際政治学、国際安全保障論。清和大学と岐阜女子大学でそれぞれ講師や研究員を務める一方、東京財団で研究業務に従事。2014年５月に日本安全保障・危機管理学会奨励賞を受賞。“The Counter Terrorist Magazine”（SSI、米フロリダ）や “Counter Terrorist Trends and Analysis”（ICPVTR、シンガポール）などの国際学術ジャーナルをはじめ、学会誌や専門誌などに論文を多数発表。所属学会は日本防衛学会、日本国際政治学会、国際安全保障学会など。
※ プロフィールは放送日2015.02.06時点の情報です
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