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Vol.56 一般公開

断末魔の韓国経済

2015.06.12 48分

6月12日金曜夜10時、第56回のゲストは、作家・経済評論家の渡邉哲也さんです。
平昌(ピョンチャン)冬季五輪も中核施設ができておらず、開催も危ういという韓国。
その韓国の5月の輸出額は、約6年ぶりに前年同月対比で二桁の減少(マイナス10.9%)を記録。今年1月に前年同月比0・9%減だったのが、月を追うごとに減少幅が拡大、ウォン高、円安に苦しんでいます。
韓国経済は今後、いったいどうなってしまうのか。
韓国は、十代財閥をあわせるとGDPの70パーセント以上、サムソン電子だけでGDPの20パーセントを稼いでいるという構造的な問題があります。
そのサムスン電子は、中国製品に押され競争力が低下し、2014年の営業利益は32パーセントの減益となっています。
渡邉さんは、サムスンは次の商品がない、また、韓国には「オンリーコリア」がない、ゆえに韓国経済には先がない、といいます。
日本製の部品を組み立てるだけなど、韓国製造業の構造的な問題を指摘して頂きながら、韓国経済の構造的問題、韓国の対中外交を分析、今後日本は韓国にどう対応すべきか、についてもお伺いします。

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渡邉 哲也

渡邉 哲也
作家/経済評論家

1969年生まれ。日本大学法学部経営法学科卒業。貿易会社に勤務した後、独立。複数の企業運営などに携わる。内外の経済・政治情勢のリサーチや分析に定評があり、さまざまな行政立案の支援から、雑誌の企画・監修まで幅広く活動を行っている。著書に『この残酷な世界で日本経済だけがなぜ復活できるのか』(徳間書店)、『完全にヤバイ! 韓国経済』(三橋貴明氏との共著、彩図社)、『激動する世界経済! こうして突破できる日本経済』(宮崎正弘氏との共著、ワック)など多数。

※ プロフィールは放送日2015.06.12時点の情報です

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