過去の放送

Vol.64 一般公開

安保法制女子大生デモの裏

2015.08.07 47分

8月7日金曜夜10時、第64回のゲストは、ライター/著述家の古谷経衡さんです。
国会前で毎週金曜日に「安保法制」抗議集会が行われて話題になっています。
主催者は、SEALDs(シールズ:Students Emergency Action for Liberal Democracy - s)という、「自由と民主主義のための学生緊急行動」を名乗る団体。
テレビ朝日「報道ステーション」をはじめとして、
〈未来のため声上げる 学生「許せない」〉(東京新聞、6月25日)、
〈SEALDs 「まじおかしい」が原動力 安保法案反対 大きなうねり〉(東京新聞、7月12日)、
〈安保関連法案に反対する大規模な抗議行動が始まった。催したのは都内の大学生らによる「SEALDs」だ〉(朝日新聞「天声人語」、7月12日)、
などメディアが彼らの活動を大きく取り上げています。
また、札幌では、6月26日に「戦争したくなくてふるえる」という安保法制反対デモが行われました。これもテレビをはじめとして、メディアがこぞって取り上げました。
なぜ、メディアは、これらのデモを積極的に取り上げるのか。
集会を取材した古谷さんは、「抗議集会に集まっている主力は、明らかに四十代以上の中高年」だと言います。つまり、「若者」の抗議集会ではなく、「若者」の抗議集会を中高年が見物した、というのが実態だという。
SEALDs、メディア、イデオロギー、そして「若者」について、お伺いします。

Edgeブラウザではスキップ機能を利用できない場合がございます。Chrome/Firefox/Safariブラウザではスキップが可能です。

プロバイダや使用場所によっては再生が途切れる場合がございます。動画が停止した場合、ブラウザの更新ボタンを押してください。

古谷経衡

古谷経衡
ライター/著述家

1982年北海道生まれ。立命館大学文学部史学科卒業。ネットと「保守」、マスコミ問題、アニメ評論など、多岐にわたる分野で評論活動を行なっている。著書に『反日メディアの正体 「戦時体制」に残る病理』(KKベストセラーズ)、『ネット右翼の逆襲』『クールジャパンの嘘』(ともに総和社)、『ヘイトスピーチとネット右翼』(オークラ出版・共著)、『若者は本当に右傾化しているのか』(アスペクト)、『インターネットは、永遠にリアル社会を超えられない』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

※ プロフィールは放送日2015.08.07時点の情報です

言論テレビ 会員募集中!

生放送を見逃した方や、再度放送を見たい方など、続々登場する過去動画を何度でも繰り返しご覧になることができます。
詳しくはこちら

アップデート情報など掲載言論News & 更新情報

  • 異形の敵 中国

    異形の敵 中国

    2023年8月18日発売!

    1,870円(税込)

    ロシアを従え、グローバルサウスを懐柔し、アメリカの向こうを張って、日本への攻勢を強める独裁国家。狙いを定めたターゲットはありとあらゆる手段で籠絡、法の不備を突いて深く静かに侵略を進め、露見したら黒を白と言い張る謀略の実態と大きく揺らぐ中国共産党の足元を確かな取材で看破し、「不都合な真実」を剔抉する。

  • 安倍晋三が生きた日本史

    安倍晋三が生きた日本史

    2023年6月30日発売!

    990円(税込)

    「日本を取り戻す」と叫んだ人。古事記の神々や英雄、その想いを継いだ吉田松陰、橋本左内、横井小楠、井上毅、伊藤博文、山縣有朋をはじめとする無数の人々。日本史を背負い、日本を守ったリーダーたちと安倍総理の魂と意思を、渾身の筆で読み解く。

  • ハト派の嘘

    ハト派の噓

    2022年5月24日発売!

    968円(税込)

    核恫喝の最前線で9条、中立論、専守防衛、非核三原則に国家の命運を委ねる日本。侵略者を利する空論を白日の下にさらす。 【緊急出版】ウクライナ侵略、「戦後」が砕け散った「軍靴の音」はすでに隣国から聞こえている。力ずくの独裁国から日本を守るためには「内閣が一つ吹っ飛ぶ覚悟」の法整備が必要だ。言論テレビ人気シリーズ第7弾!