過去の放送

Vol.68 一般公開

いよいよ中国の崩壊が始まった

2015.09.04 46分

9月4日金曜夜10時、第68回のゲストは、ジャーナリストの宮崎正弘さんです。
中国天津の倉庫、大爆発について中国共産党は、天津市元副市長で国家安全生産監督管理総局の楊棟梁局長(閣僚級)を解任を決めるなど関係者の処分を急いでいます。
あの爆発事故はいったい何だったのか。
立て続けに起こっている中国内の爆発事故は、何を意味するのか。
それらは中国共産党の何を暗示しているのか。
また、爆発事故などと同時に株の暴落、元切り下げなどで、市場も混乱しています。
宮崎さんは、「腐敗撲滅」を掲げている習近平は、本当に権力を手に入れたのかと疑問を投げかけます。「政治局は面従腹背、軍トップは横を向いている」ともいう。
そしていまや、習近平は、暗殺、軍事クーデターを恐れているといいます。
このような政情不安、市場の混乱で社会騒乱が本格化する、同時に利権の争奪戦が始まると宮崎さんは指摘。
中国国内の現状を紐解きながら、GDPの成長予測、外貨準備高・人民元の行方など、今後の中国について予測していただきます。

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宮崎正弘

宮崎正弘
ジャーナリスト/評論家

昭和21(1946)年、石川県金沢生まれ。早稲田大学中退。「日本学生新聞」編集長、雑誌『浪曼』企画室長を経て、貿易会社を経営。昭和57(1982)年、『もうひとつの資源戦争』(講談社)で論壇デビュー。国際政治、経済などをテーマに独自の取材で情報を解析する評論を展開。中国ウォッチャーとしても知られ、全33省を踏破、近年はアジア諸国の取材に集中している。 主な著書に、『吉田松陰が復活する!』(並木書房)、『台湾烈烈』(ビジネス社)、『「中国の時代」は終わった』(海竜社)、近著に『「アジアインフラ投資銀行」の凄惨な末路』(PHP研究所)、『日本に惨敗し ついに終わる中国と韓国』(共著、徳間書店)などがある。

※ プロフィールは放送日2015.09.04時点の情報です

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